「有権者に告ぐ 投票用紙で武装し、蜂起せよ」 森巣 博
投票用紙で武装して、蜂起する日がどうやら近づいてきたようだ。
若者たちは暴走族よろしく、
天上天下造反有理
厭離穢土南無阿弥陀仏
働き盛りは、
連帯を求めて孤立を恐れず
別個に起って共に撃つ
そしてお年よりは、
失うものは入れ歯しかないっ
と。
「死刑廃止に向けたメッセージ」
わたしはチューサン階級に所属する博打うちだ。副業として、文章を書いてオアシを頂戴している。ちなみに、チューサン階級とは中産階級の意味ではない。中3階級。中学3年生程度の知識水準とご理解いただきたい。 わたしは「死刑」という刑罰に反対している。理由は簡単だ。
死刑とは、国民の名でおこなわれる国家による殺人だ。
現在の死刑執行は、拘置所の刑務官によっておこなわれている。いわば、殺人の代行だ。これを止めればよろしい。自分が殺したい人間を、だれか他の者にやらせて涼しい顔をしている、なんてまるでヤクザの親分である。「日本国民」は、そんなに破廉恥ではない。
付け加えると、「絞首刑」なんて、一見「汚くない」殺人方法も廃止しよう。選ばれた死刑執行官は、千枚通し、あるいは文化包丁を使って刑の執行をおこなおう。
やってやろうじゃないのさあ。上等じゃないのよ。
そして、じっくり考えよう。「文化包丁は文化的か?」と。
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