名古屋モーターショー GM=シボレー・クルーズ トヨタ=プリウスプラグイン、レクサスLFA

2009-11-25 | 社会

【自動車産業ニュース】
国産は「環境」海外勢は「主力市場」 名古屋モーターショー
2009年11月21日
 GMの「シボレー・クルーズ」(上)トヨタの「プリウスプラグイン・ハイブリッド」(中)トヨタの「レクサスLFA」(下)=いずれも名古屋市港区のポートメッセなごやで
 名古屋市港区のポートメッセなごやで20日に開幕した「名古屋モーターショー」(中日新聞社など主催)には、国内5社、6ブランドと海外20社、26ブランドの計270台が展示されている。海外勢からは、千葉市の幕張メッセで10月に開催された東京モーターショーの9社を上回る出展があり、にぎわいをみせている。
 輸入車の展示は今回から、中部地方のディーラーが主体となって企画。ディーラー各社は東海地方を輸入車の主力市場と位置付けて重視しており、2年前の前回の8社、15ブランドを上回るブランドの車両が展示されている。
 米大手ゼネラル・モーターズ(GM)では、小型セダン「シボレー・クルーズ」が日本初公開。1リットル当たり平均12・8キロ(英国基準)の低燃費車で、GMは経営再建の鍵を握る世界戦略車の一つと位置付けている。米国市場には来年に投入の予定で、日本での発売も検討中だ。
 英国のジャガーは、主力車種「XJ」のモデルチェンジ後の新型車を日本で初めて一般公開した。排気量を4200ccと3000ccのタイプから、5000ccに格上げし、来年3月に日本で発売する予定だ。独大手ダイムラーからは、ベンツ初となったハイブリッド車「Sクラス ハイブリッドロング」が出展されている。
 一方の国内メーカーも、走りや環境にこだわった次世代車を展示。トヨタ自動車は、高級車「レクサス」の新型スポーツ車「LFA」や、家庭用電源から充電可能な「プラグイン・ハイブリッド」のプリウスを紹介。日産は、来年発売の電気自動車「リーフ」を出品した。二輪車では、ホンダが電動式の「EV-Cub」を展示している。
 開催期間は23日まで。入場料金は中学生以上1400円、小学生700円。


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