川崎中1殺害事件 主犯格少年初公判 「報復されると思い殺害」検察側/「強い殺意なく、暴走し殺害」弁護側

2016-02-02 | 少年 社会

 産経ニュース 2016.2.2 11:11更新
【川崎中1殺害】リーダー格少年「間違いない」と起訴内容認める 「報復されると思い殺害」と検察側 横浜地裁で初公判
 川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、中学1年、上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われたリーダー格の少年(19)=同(18)=の裁判員裁判の初公判が2日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で開かれた。少年は「間違いない」と起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で「上村くんの頬をカッターで数回切りつけ、血がにじみ出るのを見て『中途半端な傷で帰せば捕まったり報復を受ける』と殺そうと決意。共犯少年に首を切るように指示した」と指摘した。
 一方、弁護側は「痛めつけるつもりのみで殺すつもりはなく、生育環境や人間関係のトラブルが重なった結果」と情状酌量を求めた。
 起訴状によると、昨年1月17日午前2時ごろ、横浜市内で上村さんの顔を殴り、約2週間のけがをさせたほか、同年2月20日午前2時ごろ、多摩川河川敷で、当時17歳だった少年2人=いずれも(18)、傷害致死罪で起訴=とともに上村さんの首をカッターナイフで多数回切りつけ、出血性ショックで死亡させたとしている。
 公判は3日間連続で、4日に結審する。判決期日は指定されていない。
 関係者によると、傷害致死罪で起訴された他の少年2人のうち1人は関与を否認。もう1人は切りつけたことは認めているが、「リーダー格に脅されてやむを得なかった」と主張しているという。

2016.2.2 11:22更新
【川崎中1殺害】「強い殺意なかった」「瞬間的に暴走し殺害」 初公判で弁護側
 川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、市立中学1年、上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が殺害された事件の裁判員裁判初公判で、殺人などの罪に問われたリーダー格の少年(19)=同(18)=の弁護側は「絶対殺すという強い殺意はなかった。ほかの少年と交代で切り付けているうちにどうしていいか分からなくなり、瞬間的に暴走し殺害した」と述べた。
 また、弁護側は「痛めつけるつもりのみで殺すつもりはなく、生育環境や人間関係のトラブルが重なった結果」と訴えて情状酌量を求めた。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です *強調(太字・着色)は来栖
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
川崎中1(上村遼太さん)殺害事件 主犯格少年(19)起訴内容を認める公算 2016/2/2初公判 ⇒ 2/4結審 
...............


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。