HP http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/ に、column「続く極刑 殺人の連鎖」をupした。
抜粋:「こんな無駄な殺し合いは二度とやってほしくない。相手を報復で殺すのは嫌だ」
寂聴さんは言う。「死刑も殺人にほかならず、殺人の連鎖でもある。それよりなぜ起きたかを考えないと」
「なぜ、ああした犯罪をする子ができたか。境遇に同情するのではなく、背景の解明を」と繰り返す。「貧困や虐待、家庭や学校の教育の問題があったかもしれない。だとしたら、われわれ大人がつくった社会の責任。ひとごとのようには言ってられない」
2ヶ月ごとの死刑執行。
まさにベルトコンベア、ため息が出ます。
瀬戸内寂聴ファンは大勢いるのだから、瀬戸内さんの死刑反対論に共感して、死刑に疑問を持つ人が増えてくれたらいいのに。
秋葉原の事件は同情的な記事を散見します。
派遣労働という事件の背景を問題にしようということなのでしょうか。
ほんと「ひとごとのようには言ってられない」と思います。
何と勇気の有る強い人達だろうと心を打たれました。
本当の優しさは強い心からしか生まれない。
ただ、その強さは常人に備わるものではないのです。 だから社会は“応報的措置”を求めると言うことなんでしょう。