ロシア正教会のキリル総主教は、難局に際してプーチン政権の下に団結するよう国民に求めている由。神はいずこに。

2022-04-21 | 国際

 夕 歩 道 
 中日新聞 2022年4月21日
 ウクライナ正教会が独立したのは二〇一九年。それまで三百年以上、ロシア正教会の管轄下にあったが、キリスト教東方正教会の最高権威であるコンスタンチノープル総主教庁が独立を承認した。
 独立騒動の発端は無論、ロシアによる一方的なクリミア半島併合にある。かくしてプーチン政権と密接に結び付くロシア正教会は同総主教庁との関係断絶を宣言、東方正教会は分裂してしまった。
 国連事務総長が東方正教会の復活祭に合わせた一時停戦を呼び掛けたが、当のロシア正教会のキリル総主教は、難局に際してプーチン政権の下に団結するよう国民に求めている由。神はいずこに。

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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* ウクライナ侵攻による正教会の混乱、孤立するロシア総主教 2022/3/20

 


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