更生保護法案衆院法務委で可決 保護観察の強化図る

2007-04-28 | 政治

更生保護法案、今国会成立へ=観察対象者に報告義務
4月27日21時1分配信 時事通信

 刑務所を仮釈放中や刑の執行を猶予されている保護観察対象者の再犯防止と社会復帰支援を目的とした更生保護法案が27日午後の衆院法務委員会で、与党の賛成多数で可決された。「審議時間が不十分」として野党議員が七条明委員長に強く抗議する中、与党は採決に踏み切った。与党は来月8日の衆院本会議で可決、参院に送付する方針で、今国会で成立する見通しだ。
 同法案は、保護観察対象者に、保護司や保護観察官による面接、生活状況の報告などを義務付けたほか、必要に応じて再犯防止のための専門的なプログラム受講なども課した。一方で、被害者にも配慮し、仮釈放を判断する際に被害者側の意見を聴取する制度も盛り込んだ。 最終更新:4月27日21時1分


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