妻(ALSだった長男の殺人罪で執行猶予中)を嘱託殺人 夫を起訴 殺人罪適用見送る 2009/11/02

2009-11-03 | Life 死と隣合わせ

 「死にたい」と願う妻を殺害したとして、横浜地検は2日、嘱託殺人罪で、夫の菅野幸信容疑者(66)=神奈川県相模原市=を起訴した。
 県警は殺人容疑で送検したが、地検は妻初子さん(65)が5年前に難病の長男を殺害したことを苦にし「やっと楽になれます」とする遺書を残していたことなどから、殺害の依頼があったと判断。殺人罪の適用を見送り、法定刑が6月以上、7年以下の懲役刑か禁固刑の嘱託殺人罪を適用した。裁判員裁判の対象外。
 県警によると、初子さんは2004年8月、全身が動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)だった長男=当時(40)=の人工呼吸器の電源を切って窒息死させたとして、05年2月に嘱託殺人罪で執行猶予付き判決を受けた。県警の調べに菅野容疑者は「妻は事件後、死にたいと言い続けていた」と供述していた。
 起訴状によると、菅野被告は今年10月12日、相模原市の自宅で、初子さんの首を包丁で刺し失血死させたとしている。
 2009/11/02 19:19【共同通信】
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妻(難病長男の殺人罪で執行猶予中)を嘱託殺人 夫・菅野幸信被告に執行猶予判決 2010/3/5 横浜地裁
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