前住職に興正寺明け渡し求め仮処分申し立て 高野山側 2017/11/29

2017-11-30 | 社会

2017年11月29日 23時39分
前住職に興正寺明け渡し求め仮処分申し立て 高野山側
 高野山真言宗の別格本山、八事山興正寺(名古屋市昭和区)の住職の地位などをめぐり、総本山の高野山側と前住職(69)側が争っている問題で、高野山側が29日、前住職側に寺の明け渡しを求める仮処分を名古屋地裁に申し立てた。
 高野山側は2014年、寺の土地を無断で売却したなどとして前住職を罷免。前住職はその後も実質的に住職の地位にとどまり、罷免の無効を求めて高野山側を提訴した。高野山側も、寺の明け渡しを求めて訴訟を起こしたが、代理人弁護士によると、終結までに約1年半はかかる見通しといい、短期で結論が出る仮処分の申し立てを行った。
 興正寺をめぐっては今年9月、名古屋地検特捜部が前住職への背任容疑で家宅捜索している。(中日新聞)

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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興正寺を家宅捜索 名古屋地検
2017年9月14日 18時26分
高野山真言宗興正寺(名古屋市昭和区)の巨額資金流出問題で名古屋地検は12日、同寺などを家宅捜索し、梅村正昭・前住職(69)から任意で事情聴取した。同寺から約82億円が不正流出したとして昨年9月、梅村氏らを告訴した宗団側は「捜査を見守る」としている。
梅村氏は住職だった2012年、中京大に貸していた寺有地6万6千平方メートルを138億8千万円で同大に売却したが、管長の承認がないなど財産処分に関する宗規違反で14年に罷免処分に。
同年に添田隆昭宗務総長が特任住職に就いた後も寺の占有を続け、昨年には138億円のうち約70億円が外部の法人等に流出していたことが国税当局の調査で判明した。(詳細は2017年9月15日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

 ◎上記事は[中外日報]からの転載・引用です
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八事興正寺前住職・梅村正昭氏を除名〈僧籍剥奪〉 高野山真言宗 審査委員会 2017/6/29
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