第一生命株、初値は16万円

2010-04-02 | 社会
第一生命が東証上場=国内最多の株主150万人
2010年4月1日(木)08:03
 第一生命保険が1日、相互会社から株式会社に転換し、東京証券取引所1部に株式を上場した。100万人を超える株主が一度に誕生し、上場時の時価総額が1兆4000億円に上る大型上場案件とあって、低迷する株式相場の起爆剤になるとの期待もある。東証は売買注文の殺到による混乱を避けるため、第一生命株の初日の売買を1回で終える特例措置を導入した。
 第一生命の保険契約者821万人のうち、120万~130万人が株を受け取ったとみられる。上場に合わせて取得する人も含めると株主数はNTT(昨年9月末時点で125万人)を上回って150万人程度と、国内最多となる見通しだ。[時事通信社]
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第一生命株、初値は16万円 売り出し価格上回る
 asahi.com2010年4月1日13時16分
 生命保険2位の第一生命保険が1日、相互会社から株式会社に組織を変えて東京証券取引所第1部に株式上場した。初値は公募・売り出し価格14万円を上回る16万円がついた。出来高は約94万株、売買代金は約1500億円だった。東証は混乱を避けるため、初日は売り注文と買い注文を合わせて価格を決める機会を午後1時の1回に限り、初値が決まったら取引を終える措置を取った。
 株式会社化で、第一生命の保険契約者約820万人のうち約150万人に無償で株式が割り当てられる。上場で株式を取得する人もおり、株主数はNTTの約125万人を抜き、国内最多になる。
 第一生命は今回の上場で約1兆円を調達し、契約者に配分する。新規上場時の調達額としては、1998年のNTTドコモ以来の規模になった。

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