中日・谷繁監督がオーナーに迫った”捨身直訴”事件「実績の乏しさで意見が通りにくい?」
2015年10月6日(火)5時56分配信 アサ芸プラス
ともに13年10月に現在のポストに就任した2人だが、当時、落合GMが2年契約で谷繁監督は4年契約と公表されている。とはいえ、この成績低迷では、普通に考えれば、どちらかが責任を取らなければいけないのは明白だろう。
球団関係者が言う。
「落合GMは夏場に、言い訳なのか、自分に言い聞かせるためなのか、『GMも今すぐではなく、3年後、5年後を見てほしい。絶対に常勝軍団を作ると自負している』と口にしていたといいます」
落合GMが現在の地位にいるのは、監督通算8年で4度のリーグ優勝、5度の日本シリーズ進出という抜群の成績を残し、後ろ盾となる白井文吾オーナー(87)の信頼が厚いからだと言われてきた。その結果、来季も落合GMが残ることになれば、窮屈なポジションに置かれた谷繁監督が契約満了を待たずに辞任するシナリオも考えられる。
だが、谷繁監督が思い切った動きに出たという。
「9月に入って、谷繁監督が白井オーナーに『自分をとるのか、落合さんをとるのか!?』と迫ったというんです。谷繁監督にしてみれば、現状の環境で来季も続投するぐらいならと、覚悟の行動だったと思います。すると、白井オーナーは落合GMをただ擁護するだけかと思いきや、どうすべきか思案するようになったと。のっぴきならないチーム状況がそうさせたんでしょうか。つまりは、落合GM、谷繁監督のいずれかが責任を取らされる可能性が浮上しているんです」(球界関係者)
とはいえ、谷繁監督の大胆行動はチーム内で波紋を広げているという。
「首脳陣の多くは谷繁監督の意向で組閣したわけではなく、いわゆる“落合シンパ”です。一部は『出すぎたマネをしたんじゃないか』と怒っています」(前出・球界関係者)
谷繁監督が落合GMの影響を逃れ、伸び伸びと指揮を執ろうにもハードルは高いようだ。谷繁監督の求心力のなさが指摘されているのである。
「結局、落合GMは監督時代に多大な実績を残していますが、谷繁監督にはBクラスの実績しかない。落合監督時代とは違い、キャンプでの練習量も激減し、今季など春季キャンプ中に首脳陣の一人が『こんな練習してるようじゃ5位ですよ』と嘆くほどでした。もし落合GMを解任することになれば、そんな首脳陣も大刷新せざるをえなくなる。今季、少しでも目立った活躍をしたルナ(35)、エルナンデス(32)、ナニータ(34)といった外国人勢は、みずから獲得に動く森ヘッドのドミニカルートですからね。落合GMと一蓮托生の森ヘッドを失うのもリスクが大きすぎるでしょう」(スポーツライター)
最下位にならないことだけを祈るような厳しい現状は、内部確執ばかりが注目されている場合ではないはずだが‥‥。
◎上記事は[ @niftyニュース]からの転載・引用です
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Posted on 2015年10月5日 5:56 AM
中日・谷繁監督がオーナーに迫った“捨身直訴”事件「補強でも落合GMの意向が優先される?」
放出で足を引っ張るのならば、せめて補強でサポートしてくれれば、谷繁監督の心持ちも少しは違っただろうが‥‥。
「昨季のドラフトで谷繁監督は、現DeNAの守護神・山崎康晃(22)や現巨人で先発ローテを守る高木勇人(26)を希望していた。しかし、落合監督は、野村亮介(22)や浜田智博(22)を“一本釣り”。ともに登板機会は3試合、1試合と芽が出ず、即戦力を念頭に獲得した落合GMの眼力は大外れだった。また東海大相模の佐藤雄偉知(19)=現Honda鈴鹿=に関しては育成枠という評価で指名して入団を拒否された。同校との関係を悪化させて今季のドラフトにも影を落としたうえ、FA戦線も全敗でした」(スポーツライター)
2年連続でBクラスに低迷しているチームが戦力補強もうまくいかなければ、おのずと結果は見えてくる。
しかし、落合監督の見解は違ったようだ。
「7月後半にはやばやと自力Vの消滅が点灯した頃だったと思います。落合GMは『あの戦力だったら、オレがやってれば優勝できるぞ』と口走っていたそうです」(球界関係者)
谷繁監督には聞き捨てならない言葉に違いない。にもかかわらず、今季のドラフトにも不安を残しているのだ。
「今季は球団をあげて地元のスター候補、県岐阜商高の高橋純平(18)獲得を目指してきた。一方で、落合GMは独自の視察を続けていますが、高校生を捨て、即戦力狙いで大学、社会人ばかりに目を向けているんです。もちろん早期浮上を狙うチーム事情もありますが、なぜか落合GMは北海道視察ばかりが多く、過去にドラフトで著しい成果をあげていないこともあり、『うまい飯を食いに行くためだけに行ってるんじゃないか』と揶揄する声がフロント内からも聞こえます。いずれにせよ、複数球団が競合する選手を指名せず、独自の一本釣りを狙う傾向が強いため、谷繁監督の意向を無視したドラフトとなるでしょう」(野球中継関係者)
ドラフトの先には、契約更改が待っている。成績が下がれば大幅カット、成績を残しても微増というオフの風物詩だ。今季の成績を考えれば大嵐が吹き荒れることが容易に想像できる。
「昨年の落合GMは、厳しい金額提示をする場にジャージ姿で臨んで物議を醸しました。そんな契約更改で、ついに平田良介(27)、大島洋平(29)が年俸調停も辞さずの態度で、落合GM体制になって初の保留者を出した。落合GMの存在は谷繁監督のみならず、すでに一部の選手からも煙たがられています。ある選手など今季、『落合さんがいるかぎり、絶対に優勝なんかできない』とこぼしていた」(前出・スポーツライター)
◎上記事は[ASAGEI plus]からの転載・引用です
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ASAGEI plus
Posted on 2015年10月4日 5:56 PM
中日・谷繁監督がオーナーに迫った“捨身直訴”事件「オレはお飾りなのか?」
監督に就任して2年、中日・谷繁元信監督(44)は、折に触れてこう周囲に漏らしてきたという。
「オレは“お飾り”なのか?」
これに対し、
「正直、“お飾り”だよ」
と返されることもあり、いたくプライドを傷つけられてきたようだ。
選手兼任とはいえ、監督という立場にもかかわらず、実質的には落合博満GM(61)にチームを牛耳られてきたからだ。采配をしようにも、特に投手に関しては落合GMの意向を理解する懐刀・森繁和ヘッドコーチ(60)が現場を取りしきっていて、万事が思いどおりにはいかないという。落合GMが森ヘッドを入閣させた当初から、この構図は予測できたが、だからといって、シーズンを通じてGMと監督が密にやり取りをしてきたわけでもない。
「ほとんど会話なんてしてないですよ。そもそも落合GMは球場に来ませんから、監督とは顔も合わせない。GMといえば、亡くなった阪神の中村さんも、DeNA・高田さんや巨人の堤さんだって、みんなホームでもビジターでも球場に足を運んでは、チーム状況を確認していますよ。ところが、落合GMはナゴヤドームにすら姿を見せない」(スポーツ紙デスク)
GMと監督のコミュニケーション不足が指摘されているのだ。にもかかわらず、選手のクビ斬りや補強に関しては、GMが一方的に断行するから、よけいに歯車が狂ってしまうという。9月21日に今季限りでの現役引退を表明した谷繁監督にとって、来季は勝負の年となるが、すでに予期せぬベテラン斬りが始まっていた。
「現時点ですでに、小笠原道大(41)、和田一浩(43)、川上憲伸(40)、朝倉健太(34)、山本昌(50)の引退が発表されていますが、まだまだ予断を許しません。ところが谷繁監督には何の相談もなく、落合GMと選手間で決められていき、監督が発表直前まで知らされていなかったケースもあって、耳にするや『何でこんなことになってんだ!』と声を荒らげたとも。特に小笠原などは今季も代打で勝負強い打撃を見せており、替えの選手がいない現状では谷繁監督も来季の戦力として期待していたようで‥‥」(球団関係者)
落合GMの選手放出劇といえば、13年オフに大減俸を言い渡し、井端弘和(40)を実質的に追い出した結果、巨人に入団して活躍された経緯もある。
「昨オフにも堂上剛裕(30)と吉川大幾(23)を戦力外にするや巨人に拾われ、2人とも今季、勝負どころで結果を出しています。すると落合GMは『(2人が)うちで活躍しなかったのは谷繁が悪いよ。現場で生かしきれなかったからな。いいクスリになったかもしれない。自分の能力を思い知ったんじゃないか』と、放出した自分の責任を棚に上げて吐き捨てていたそうです」(球界関係者)
◎上記事は[ASAGEI plus]からの転載・引用です
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