川崎中1殺害、当時17歳少年に懲役4~8年求刑
TBS News 2016/3/7
川崎市で当時中学1年の上村遼太君が殺害された事件の裁判員裁判で、検察側は、上村君を呼び出したとされる当時17歳の少年に懲役4年以上8年以下の不定期刑を求刑しました。
この事件は、去年2月、川崎市の河川敷で上村遼太君(当時13)がカッターナイフで切られるなどして殺害されたもので、少年3人が起訴され、リーダー格の少年(19)は懲役9年から13年の不定期刑が確定しています。
7日、横浜地裁で、上村君を呼び出し、カッターで切りつけた傷害致死の罪に問われている当時17歳の少年への論告求刑が行われました。検察側は、「少年は、リーダー格の少年の怒りが自分に向かないよう、自己保身のために上村君を切りつけた」「兄のように慕っていたのに裏切られ、上村君に一番の絶望感を与えたのは少年だ」と指摘し、懲役4年以上8年以下の不定期刑を求刑しました。弁護側は、「リーダー格の少年に脅され、命令に従っただけで、動機は悪質ではない」として、少年院送致などの保護処分が相当と主張しました。
裁判は7日に結審し、今月14日に判決が言い渡される予定です。(07日11:23)
◎上記事は[TBS News]からの転載・引用です *強調(太字・着色)は来栖
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◇ 川崎中1(上村遼太さん)殺害事件 少年B(当時17歳)第3回公判2016/3/4 上村君の両親が意見陳述
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