脱走受刑者を広島市内で確保、逮捕 「海を泳いで渡った」「刑務所での人間関係が嫌になった」平尾龍磨容疑者 2018/4/30

2018-04-30 | 社会

脱走受刑者を広島市内で確保、逮捕 「泳いで渡った」平尾龍磨容疑者
中国・四国 社会2018/4/30 12:42 (2018/4/30 14:07更新)

  
  移送のため車に乗り込む平尾龍磨容疑者(30日午後、広島東署)=共同
 愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者の平尾龍磨容疑者(27)が脱走した事件で、広島県警は30日、広島市南区にあるJR広島駅周辺の路上で同容疑者の身柄を確保し、逃走の疑いで逮捕した。調べに対し「海を泳いで渡った」と話している。
 県警によると、同日午前11時半ごろ、インターネットカフェの店員が「平尾に似ている人がいる」と110番した。駆け付けた警察官が平尾容疑者に職務質問し、名前を確認したところ本人だと認めた。指紋などからも同容疑者と確認された。発見時は上下黒っぽい服装で、脱走から約3週間ぶり。
 愛媛、広島両県警によると、8日夜、脱走が発覚。瀬戸内しまなみ海道で結ばれている広島県尾道市の向島で、平尾容疑者が使ったとみられる盗難車が見つかった。向島の防犯カメラには24日夜、平尾容疑者に似たひげを生やした不審者の姿が写っていた。両県警は島内での捜索を中心に、海を渡って本州に逃げた可能性もあるとみて調べていた。〔共同〕

 ◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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「刑務所の人間関係が嫌に」“逃走”受刑者取り調べ
2018年4月30日 18時12分 テレ朝news
  逃走を続けた受刑者の男が30日午後、愛媛県今治警察署に入りました。平尾龍磨受刑者(27)が移送され、現在、取り調べが行われている今治署から報告です。(大野恭史記者報告)
 平尾受刑者の取り調べは現在も行われています。広島県向島で窃盗を繰り返しながら生活をしていたとみられる平尾受刑者ですが、身柄確保時には財布を持っていて現金も2万円余り所持していたということです。そして逃走中は「空き家に潜伏していた」と供述していて、食べ物は「空き家にあったものを食べていた」と話しています。そして、なぜ逃げたかという点ですが「刑務所での人間関係が嫌になった」と供述しているということです。警察官が取り押さえた際、「平尾か」と問いかけると「平尾だ。もう逃げん」と話したという平尾受刑者。警察はさらに詳しい逃走経路について調べる方針です。 

 ◎上記事は[livedoor NEWS]からの転載・引用です *着色は来栖
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〈来栖の独白 2018/4/30 Mon〉
「刑務所での人間関係が嫌になった」と供述しているということです。警察官が取り押さえた際、「平尾か」と問いかけると「平尾だ。もう逃げん」と話したという
 「お疲れさん」、こんなことを云えば、不謹慎の誹りを免れないだろう。
 刑務所という、身をかわす余地のないところでの人間関係。受刑者となった過去の犯罪は己に非が有るとはいえ、いやはや、生きてゆくことは、苦難なことだ。この世を「苦海」というが、誰しも、最期の時まで渡らざるをえないか・・・。
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*  “脱獄囚”発生の「松山刑務所大井造船作業場」 実は「恐怖の刑務所」 ---「刑務所での人間関係が嫌になった」平尾龍磨容疑者 2018/4/30 
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市橋達也著『逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録』幻冬舎文庫
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