川崎中一〈上村遼太君〉殺害事件(2015/2/20) 「普通の生活させて」と加害者の父 初公判は2016/2/2

2015-12-28 | 少年 社会

川崎中一殺害事件「普通の生活させて」と加害者の父漏らす
2015年12月28日 6時0分 女性自身
 冷たい風に草が揺れる川崎市の多摩川河川敷。‘15年2月20日に中学1年生・上村遼太くん(享年13)が殺害されてから10カ月。事件直後は河川敷に山のように献花が積まれていたが、6月に撤去された。
 「それでも遼太くんの月命日の20日には、友人や知人たちがやってきて、彼の冥福を祈っています」(近所の住人)
 遼太くんの家族は、シングルマザーの母、兄、妹2人に弟1人だったが、一家の知人は言う。
 「遼太くんのお葬式の後に、ご一家は、それまで住んでいたマンションから引っ越しました。’15年4月からは妹さんが遼太くんの通っていた中学校に入学する予定だったのですが、それには抵抗もあったのでしょう。少し前に、遼太くんのお母さんと偶然会いました。『何とかやってるよ』と手を振ってくれたのですが、一生懸命気丈に振舞っているのでしょうね。ほかにも4人のお子さんたちがいるのですから、泣いてばかりもいられないのでしょう……」
 遼太くん一家と同じように加害少年3人のうち、2人の家族は転居したという。だが、
 「リーダー格だったA少年の家族だけが残っていますね」(前出・知人)
 A少年(19)の自宅は3階建ての一軒家。事件後にインターネット上では、本名や自宅住所などの情報も流された。
 「そのためか、塀には赤いスプレーのようなもので落書きもされていました」(社会部記者)
 落書きの文字は読めない程度に消されていたが、いまもその痕が残っており、投石によってひび割れた玄関の窓もそのままになっている。ワゴン車に乗り、帰ってきたのはAの両親だった。
 遼太くんの遺体が発見された直後には、「息子は何もやってないよ」と、語気荒く答えていた父親も、10カ月しかたっていないのに、かなり老けてみえた。
 「話せることは何もないよ。息子の様子? 申し訳ないけど、そっとしておいてくれないか。“普通の生活”をさせてくれないかなぁ」
 本誌記者の取材に、それだけ語った。杖をついて歩くフィリピン人の母も、同じ思いだったようで、記者を一瞥すると無言で家に入っていった。
 前出の社会部記者は言う。
 「リーダー格のA少年の初公判は2月2日に開かれます。成人と同じように裁判員裁判になります。遼太くんの家族へも、Aの家族へもまた取材依頼が増えるのではないでしょうか」 

 ◎上記事は[livedoor・NEWS]からの転載・引用です
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川崎中1殺害 主犯少年宅の新年のしめ飾りに近隣住民違和感
 NEWSポストセブン 2016.01.07 07:00
 「どういうつもりなんだろうな、アレ。被害者遺族は今も地獄の苦しみを味わってるってのに」。年の瀬の12月30日。神奈川県川崎市のある住宅街で、地元の男性住人が呆れていた。彼の目線の先にあったのは、1つの戸建て住宅。玄関には来る新年に備えて、色鮮やかな「しめ飾り」が付けられていた。
  この家は、昨年2月に同市の中学1年生、上村遼太くん(当時13才)を刺殺した主犯少年A(18才)の自宅である。
  寒空の中、多摩川河川敷で“かみそんくん”の愛称で親しまれた上村くんを全裸で泳がせ、カッターナイフで首を何度も刺して絶命させたA。悪夢の事件から10か月を経て、Aの一家は“災い”を取り除くべく、しめ飾りを飾ったのだろうか。「そんな資格があるのか…」。近隣住人はそう口を揃える。
 「母親はくりんくりんの付けまつげを付けて、化粧もバッチリして毎晩出て行ってますよ。父親も毎日仕事に行ってる。もうまったく普段と変わんない。事件後、あの家の塀はたくさん落書きされたんだけど、ちょっと消しただけで、そのまんま住んでる。他の加害少年2人の家族は、逃げるようにすぐに引っ越したのにね」(近隣住人)
  昨年8月には、事件から半年経っているにもかかわらず、Aの両親は上村くんの遺族に謝罪すらしていなかったことが報じられた。
 「シングルマザーだった上村くんのお母さんは事件後ずっと憔悴しきっていて…。痛ましい姿に、声もかけられなかった。夏前には兄妹を連れて横浜市内に引っ越しました。ここは息子さんを亡くした悪夢の地ですから。少しでも離れたかったのでしょう」(前出・近隣住人)
  事件現場の河川敷には、月命日の20日になると、今も多くの人が献花に訪れる。当初は献花台が設置されていたが、昨年2月と4月に放火騒ぎが起き、6月末に市によって撤去された。
 「でも、地元住人は“あの事件は絶対に忘れちゃいけない”って、月命日になると変わらず祈りに来ます。ボランティアグループが中心になって花壇を作って、パンジーやヒマワリも植えました。天国の上村くんに綺麗な花を見せてあげたいから…」(地元住人)
  昨年11月には行政も動き出した。川崎市教育委員会は、子供の犯罪被害者・加害者双方の個人情報を警察と連絡しあう「学校警察連携制度」の運用を開始。上村くんの事件を教訓として、同じ悲劇を繰り返さないための公的な試みが始まっている。
  年の瀬、女性セブンがAの自宅を訪れると、父親がインターホン越しに対応した。
 「息子の面会には今も行ってるよ。どんな話をしてるかって? そんなのおたくらには言えないよ。おれはなんも話すつもりないから」
──上村くんの遺族には直接謝罪したのですか?
  そう質問すると、一瞬の間の後、インターホンはブツリと切れた。2月2日、横浜地裁でAの初公判が開かれる。
※女性セブン2016年1月21日号

 ◎上記事は[NEWSポストセブン]からの転載・引用です
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