【今市事件裁判員裁判】22日に論告求刑公判 自白信用性などが争点
下野新聞 3月21日 朝刊
2005年、吉田有希(よしだゆき)ちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件で、殺人罪に問われた鹿沼市西沢町、無職勝又拓哉(かつまたたくや)被告(33)の宇都宮地裁(松原里美(まつばらさとみ)裁判長)の裁判員裁判は、3週目(14~18日)を終えた。地裁は殺害自白の「任意性」を認め、自白調書の証拠採用を決定。焦点は自白の「信用性」や状況証拠の判断に移る。22日には論告求刑、弁護側の最終弁論が行われ、15日間の審理が終了する。
「有希ちゃんを殺したのは君だね」「…はい」。15日の第11回公判で再生された14年6月11日の阿部健一(あべけんいち)検事による調べ映像。
裁判で任意性が争われたのは、この阿部検事に対する自白内容だ。弁護側は、阿部検事に先行して行われた別の検事や警察官の調べも問題視。「長期間の身柄拘束や威圧的取り調べで自由にものを言えなくなっていた」として、調書の採用を反対していた。
14日の公判では、違法性を指摘された警察官3人が出廷。被告が証言した平手打ちや被害者への謝罪の強要、利益誘導の発言をいずれも強く否定した。
18日の公判の冒頭、松原裁判長は調書について「採用することにして、取り調べます」と決定。理由の説明はなかった。
被害者参加制度によって公判を見守ってきた有希ちゃんの父親と祖母の意見も朗読された。情状証人の伯母は、昨年亡くなった母親の思いも代弁した。
有力な物証がない中、自白の任意性が認められたことから、今後は自白の信用性が大きな争点となる。
審理は22日を残すのみ。検察側の論告求刑の後、遺族の代理人弁護士が意見と求刑を述べるとみられ、弁護側は無罪を訴える。
◎上記事は[下野新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2016.3.21 Mon 〉
>有力な物証がない
証拠隠滅に要する周到さと時間があった・・・。
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◇ 今市事件裁判 第3週(2016/3/11~)「人の道だよ。有希ちゃんを殺したのは君だね。拓哉君」 被告「はい」
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◇ 栃木 小1女児〈吉田有希ちゃん〉殺害事件 勝又拓哉被告「取り調べ録画テープ」は物証なしの壁を突き破るか
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警察は酷い。無実の未来ある青年を無期懲役にするなんて、酷すぎる。
真犯人は愉快犯に成り下がっています。
勝又さんが逮捕された後も犠牲者は出ています。
国民の税金で善良な人々を苦しめることはあってはならないことです。