駐車違反取締りで、お気の毒な運送業者さん

2006-06-15 | 日録

 今日もピアノのレッスンで都心へ。わが愛車の前の車。後部に「お米配達中」と書かれてある。「お米屋さんなんだ」と読んで知ったが、その文字の横に「すぐ戻ります」と書かれてあるのを見て、「ああ、お気の毒に」と思ってしまった。今月から始まった厳しい取締りは、その抑止効果を100パーセント超発揮して、都心から不法駐車はほとんど姿を消した。けれど、このお米屋さんのように運送配達の車は必要な駐車さえ規制され、深刻だ。

 一所懸命?稽古して、今日レッスンに臨んだが、弾けなかった。この数ヶ月、私にしては珍しく打ち込んで稽古したが、うまく弾けない。あとで先生とおしゃべり。「大きなドームで強打者相手にマウンドに立つ野球選手って、すごいと思う。私なんか、想像しただけで足が震える。イチローが言ってたけど『どんなときも平常心を保つ。その根拠になるのは、唯一トレーニングです。僕は、稽古をします。稽古では、誰にも負けないと思っています』って」。荒川静香さんが金メダルをとってから、私はピアノの稽古のとききまって荒川さんを思うようになった。彼女の孤独を思う。孤独と不安、すべてに打ち勝って立つためには、稽古しかなかったろう。多くを教えられ、励まされる。


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