【千葉船橋少女生き埋め殺害】元同級生の少女 初公判 殺意を否認 千葉地裁 2017/1/13

2017-01-14 | 少年 社会

19歳少女、殺意を否認=女性生き埋め、強殺-千葉地裁
 千葉県芝山町で2015年4月、同県船橋市の女性=当時(18)=の遺体が見つかった事件で、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた無職少女(19)の初公判が13日、千葉地裁(松本圭史裁判長)であった。少女は罪状認否で「(犯行について)事前に話し合っていないし、殺意もなかった」と述べた。判決は2月3日の予定。
 事件では、他に中野翔太被告(21)=一審で無期懲役、控訴中=と井出裕輝被告(22)が強盗殺人などの罪で起訴された。
 検察側は冒頭陳述で、被害女性とトラブルがあったのは、3人のうち少女だけで、殺意があったと指摘した。
 弁護側は、逮捕監禁罪と強盗罪を認めたが、井出被告らによる女性殺害計画は知らなかったと主張。少女を家裁に送致するよう求めた。
 中野被告の一審判決は、被害女性が友人から借りた卒業アルバムなどを返さないことに腹を立てた少女が、井出被告と殺害について相談し、中野被告が実行したと認定した。
 起訴状によると、少女は15年4月19日、井出、中野両被告と共謀し、千葉市中央区の路上で女性を車に乗せ、車内で手足を縛るなどの暴行を加え財布などを奪い監禁。同20日未明、芝山町の畑に連れて行き、事前に掘った穴に女性を埋め、窒息死させたとされる。(2017/01/13-12:30)

 ◎上記事は[JIJI.COM]からの転載・引用です
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船橋の少女強殺 無職少女「殺意ない」 地裁初公判
 2017年1月14日
 芝山町で二〇一五年四月、船橋市の少女=当時(18)=を生き埋めにして殺害し、財布を奪ったとして、強盗殺人と逮捕監禁罪に問われた無職少女(19)の裁判員裁判初公判が十三日、千葉地裁であった。
 少女は「事前に(共犯者と)金を奪うとか殺すとか話し合ったことはない。殺意もありません」と述べ、起訴内容の一部を否認した。
 検察側は冒頭陳述で「少女は、被害者とのトラブルに腹を立て、金を奪い殺害しようと考えた」と指摘。事件前に少女は、主犯格の井出裕輝被告(22)=強盗殺人などの罪で起訴=や中野翔太被告(21)=一審で無期懲役判決、控訴中=と、犯行計画をうかがわせる話をしていたとし「殺意や共謀はあった」と主張した。
 弁護側は冒頭陳述で、畑の穴に生き埋めにしたのは、中野被告の独断だったとし「少女は畑に行くまで何をするか伝えられていなかった」などと述べ、強盗殺人罪は成立しないと主張。「事件を家裁に移し、更生のための教育を受けさせるべきだ」と述べた。
 起訴状によると、少女は一五年四月十九日夜、井出被告らと共謀し、千葉市中央区の路上で乗用車に被害者を乗せて監禁し、数万円入りの財布やショルダーバッグを奪った。翌二十日未明、芝山町の畑で、穴に被害者を埋めて窒息させ、殺害したとされる。 (中山岳)

 ◎上記事は[東京新聞]からの転載・引用です 
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元同級生の少女、殺意否認 「事前の話し合いない」 船橋女性生き埋め公判
2017年01月13日 17:20
 芝山町の畑で2015年4月、船橋市の女性=当時(18)=が遺体で見つかった事件で、仲間と共謀して女性を生き埋めにして殺害し、財布を奪うなどしたとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた元同級生の無職の少女(19)=船橋市=の裁判員裁判が13日、千葉地裁(松本圭史裁判長)で始まった。少女は「お金を奪うとか殺すとか、(仲間と)事前に話し合ったことはなく、殺意もありませんでした」と起訴内容を一部否認し、弁護側は強盗殺人罪の成立を否定した。
 この事件では、いずれも住所不定で無職の井出裕輝被告(22)と、中野翔太被告(21)が強盗殺人罪などで起訴されたほか、少女の友人の少年(18)が少年院に送致された。中野被告は昨年11月、千葉地裁で無期懲役判決を受け、東京高裁に控訴している。
 検察側は冒頭陳述で「被告人は被害者との間にトラブルを抱えており、被害者の態度に腹を立てた。所持金を奪って殺害しようと考えて井出被告に伝えた」と説明。事件前に殺害の計画をうかがわせる言動などがみられる点も指摘した。
 一方で弁護側は、強盗と逮捕監禁罪の成立は争わないとした上で「井出被告や中野被告と事前に殺害を計画した事実はない。事件当日、畑に行くことも聞いていなかった」と主張。犯行計画は井出被告らが考え、女性を埋めたのも事件の発覚を恐れた中野被告の独断だとして「被告人の行為と被害者が死亡した結果に因果性はない」と述べ、「刑事罰よりは更生教育を図るべき。家裁に戻して少年審判を行うべきだ」と訴えた。
 起訴状によると、少女は15年4月19日深夜、井出被告や中野被告らと共謀し、同じ高校の元同級生だった女性を乗用車に乗せて連れ去り、手足を縛って財布などを強奪。翌20日未明、芝山町の畑で事前に掘っていた穴に女性を埋めて窒息死させたとされる。
 千葉家裁は同年7月、少女の検察官送致(逆送)を決定し、千葉地検が起訴した。

 ◎上記事は[千葉日報]からの転載・引用です
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「千葉 野口愛永さん 生き埋め殺害」中野翔太被告 控訴 2016/12/1付け 無期懲役不服
【千葉船橋少女生き埋め殺害】中野翔太被告 無期懲役の判決 千葉地裁 吉井隆平裁判長 2016/11/30 
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