狭山・3歳女児虐待死、同居の男に懲役13年求刑
TBS NEWS 2017/5/16
埼玉県狭山市で虐待を受けた3歳の女の子が死亡した事件で、母親とともに保護責任者遺棄致死などの罪に問われた男に対して、検察は懲役13年を求刑しました。
この事件は去年1月、狭山市のマンションで当時3歳の藤本羽月ちゃんが死亡しているのが見つかり、母親の藤本彩香被告(24)と同居する大河原優樹被告(26)が保護責任者遺棄致死などの罪に問われているものです。
17日の裁判員裁判で、検察側は「無抵抗の女児に暴行を加えるなど無慈悲で極めて悪質な犯行」などとし、大河原被告に対して懲役13年を求刑しました。最後に大河原被告は「取り返しのつかないことをした。後悔してもしきれない」などと涙ながらに述べました。判決は今月25日に言い渡されます。
◎上記事は[TBS NEWS]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
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埼玉 NEWS WEB
女児虐待死事件 懲役13年求刑
2017/05月17日 12時06分
去年1月、埼玉県狭山市で交際相手の次女で当時3歳の女の子を浴室に放置して死亡させた罪などに問われている被告の裁判で、検察は「非人間的な虐待を繰り返した」と指摘して懲役13年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告が虐待を主導していたわけではない」と主張しました。
藤本彩香被告(24)と、内縁の夫の大河原優樹被告(26)は、去年1月、埼玉県狭山市のマンションで藤本被告の次女で当時3歳の羽月ちゃんに十分な栄養を与えないまま浴室に放置して死亡させたなどとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われています。
このうち、大河原被告は先週の初公判で、羽月ちゃんの顔にシャワーで高温の湯をかけてやけどをさせたとされる傷害の罪については否認し、そのほかの起訴された内容は認めました。
きょう、さいたま地方裁判所で開かれた大河原被告の裁判員裁判で、検察は「非人間的な虐待を長期間にわたって繰り返し、裸の被害者に冷たい水をかけて放置したものであり、無慈悲で卑劣だ」と指摘して懲役13年を求刑しました。
一方、弁護側は「最初は止めようとしたが、感覚がまひして虐待するようになった。 きっかけを作ったのは交際相手で、被告が主導していたわけではない」として、懲役6年から8年が相当だと主張しました。
判決は、今月25日に言い渡されます。
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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◇ 埼玉 狭山市 藤本羽月ちゃん(3歳)虐待死-「やけどを負わせたのは(実母の)藤本彩香である」傷害罪を否認 大河原優樹被告 初公判2017/5/11
◇ 狭山市 藤本羽月ちゃん(3歳)虐待死 皮膚が剥離し、顔全体にやけど(保護責任者遺棄容疑逮捕 2016.1.11)
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