小沢“捜査資料”ネット流出問題/小沢一郎氏 5月7日 伊勢神宮 参拝

2012-05-07 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

小沢“捜査資料”ネット流出の真相…犯人とその目的
ZAKZAK2012.05.07
 民主党の小沢一郎元代表(69)の公判をめぐり、東京地検特捜部側が作成した虚偽の捜査報告書などの資料がインターネット上に流出した。司法の信頼性を根底から揺るがす事態といえる。民主党は7日から、小沢氏の党員資格停止処分解除の手続きを始め、検察官役の指定弁護士も9日に控訴の是非を最終判断する。これらに流出問題の影響はあるのか、また“犯人”の素性とは-。
 掲載された文書は、(1)2010年5月17日に特捜部が行った石川知裕衆院議員の再聴取で虚偽の内容を記した捜査報告書(1通)(2)この日のやりとりを石川氏が隠し録音したデータを文字に書き起こした反訳書(1通)(3)当時の特捜部副部長ら上司が作成した証拠評価などの捜査報告書(5通)-の計7通で約160ページ分。
 要するに、(1)と(2)を見れば、虚偽の具体的な内容が分かり、そのうえで(3)によって捜査の結論を読み取れるわけだ。原本のコピーが電子データ化されたとみられるものが、5月2日にロシア語のサイトに公開された。何者かが、意図的に流出させた可能性が高い。
 一連の虚偽捜査報告書は、小沢裁判でも大きな焦点となった。小沢氏を無罪とした4月26日の東京地裁判決は「事実に反する捜査報告書を検察審査会に送ることはあってはならない」と厳しく批判した。検察側としては流出は百害あって一利なしだ。
 ある検察幹部は「現在捜査中であり、この問題は身内の恥でもある。検察関係者の関与は考えにくい」としたうえで、「報告書を拡散することで問題を大きくしようとする意図を感じる」と話す。
 小沢氏の判決については、「限りなく黒に近い灰色」(東京都の石原慎太郎知事)、「政界の霧はさらに深くなった」(自民党の小泉進次郎衆院議員)といった論評や感想が多い。
 しかし、民主党の輿石東幹事長は、7日の役員会と8日の常任幹事会を経て、小沢氏の党員資格停止処分を解除する意向だ。また、指定弁護士は10日の控訴期限前日の9日に控訴の是非を判断する予定になっている。
 こうしたタイミングでの流出について、法曹関係者は「小沢氏が特捜部との比較で“白く”見えることにつながる。控訴の是非の判断に影響を与えようとする暗黙のメッセージではないか」と話した。
 流出した資料のうち、6通の捜査報告書は、裁判の過程で検察官役の指定弁護士を通じて弁護側に開示され、コピーも許可されていた。反訳書は公判に証拠として提出されていた。産経新聞の取材に、指定弁護士側、弁護側ともに「こちら側から出たものではない」とコメントしている。
 司法関係者は「(捜査報告書は)国会議員や一部メディア、フリージャーナリストらが入手している形跡がある。流出元の特定は難しいだろう」と話した。
 流出問題は、小沢氏復権への呼び水なのか。
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小沢一郎陸山会事件関連、石川議員の取り調べテキスト起こしや報告書等がリークか
ガジェット通信2012年5月3日(木)16時57分配信
 小沢一郎議員の資金管理団体「陸山会」を巡る事件(陸山会事件)に関連する文書がリークした模様。真偽不明だが石川議員の取り調べの様子をテキスト起こししたものと思われる文書や、田代報告書・斎藤報告書・木村報告書が流出したものと考えられている。石川氏の録音起こし部分は、再聴取の際に録音したといわれているもの。実に生々しいやりとりがそのまま文書になっている。
 有田芳生氏のツイートによれば、氏が入手した田代検事の報告書と同じものであるとのこと。他のものも本物である可能性が高い。
 下記は流出したといわれる文書をGoogleDocsにアップロードしなおしたもの。
・石川録音文字起こし(と思われるもの)
 https://docs.google.com/open?id=0ByWdni-HzzdgQkl3Z0w2cTdiNXM
・田代・斎藤・木村報告書(と思われるもの)
 https://docs.google.com/file/d/0ByWdni-HzzdgV0RMV0o5WWNiTlk/edit 

        
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8日にも党員資格停止処分解除の小沢元代表、伊勢神宮を参拝
フジテレビ系(FNN) 5月7日(月)13時8分配信
 政治資金をめぐる裁判で無罪判決を受け、8日にも党員資格停止処分の解除が決まる民主党の小沢元代表が、伊勢神宮を参拝した。
 小沢氏は、「きょうは何をお願いされたのでしょうか?」との問いかけに、無言だった。
 7日午前、三重・伊勢市にある伊勢神宮を訪れた小沢氏は、参拝者から声をかけられると、笑顔で手を振って応じていた。
 小沢氏は、6日も奈良・桜井市の「大神(おおみわ)神社」を訪れており、連日の参拝となった。
 参拝を終えた小沢氏は、記者団の問いかけには無言で、周囲の参拝者に「ありがとう」と語りながら車に乗り込み、伊勢神宮をあとにした。
 無罪判決を受けた小沢氏の党員資格停止処分の解除について、民主党は、夕方の役員会で協議したうえで、早ければ8日の常任幹事会で処分解除を決める見通し。
 民主党内には、解除に慎重な意見もあるが、ある民主党幹部は、「否決したい人はすればいい。あす決めることに変わりはない」と、強気の姿勢を示しているという。
最終更新:5月7日(月)15時12分
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