新幹線殺傷事件 (第3回公判)検察側質問 2019.12.4 小島一朗被告「倫理観より欲望優先」

2019-12-05 | 死刑/重刑/生命犯

東海道新幹線 車内殺傷事件 被告の男「倫理観より欲望優先」
 NHK NEWS WEB 2019年12月4日 19時33分
 去年、走行中の東海道新幹線の車内で乗客の男女3人が刃物で殺傷された事件の裁判で、殺人などの罪に問われている23歳の男に対する被告人質問が行われ、被告は「私にも普通の倫理観はあるが、自分の欲望を優先した」と述べました。
  住所不定、無職の小島一朗被告(23)は去年6月、神奈川県内を走行していた東海道新幹線の車内でなたで切りつけるなどして、兵庫県尼崎市の会社員、梅田耕太郎さん(当時38)を殺害し、女性2人にけがをさせたとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われています。
 4日は横浜地方裁判所小田原支部で被告人質問が行われ、小島被告が2人掛けのシートの通路側に座り窓側の女性を最初に襲ったことについて、検察官が「隣が老人や子どもだったらどうしたか」と質問したのに対し、被告は「男だろうが女だろうが、老人だろうが子どもだろうが、人間であればやろうと思っていた」と述べました。また、「私にも普通の倫理観はあるが、自分の欲望を優先した」と明かしました。
 このあと被告の精神鑑定を行った医師が証人として出廷し「動機の形成には人格障害が影響しているが、犯行は計画的で事件には障害の影響はなかった」と証言しました。  

◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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新幹線殺傷「障害影響せず」
 2019年12月04日 18時56分  時事通信 
 東海道新幹線の車内で昨年6月、乗客の男女3人を殺傷したとして、殺人罪などに問われた無職小島一朗被告(23)の裁判員裁判の第3回公判が4日、横浜地裁小田原支部であり、精神鑑定した精神科医が「被告の人格障害は殺傷行為に影響していない」と証言した。
 医師は、小島被告が他者を信じないよう性格が著しく偏った猜疑(さいぎ)性パーソナリティー障害と診断。原因として元来の特性や幼少期からの両親との関係を挙げた。一方、事件は刑務所に入るために合理的に考えた手段で、正常な心理状態で起こしたとした。

 ◎上記事は[@niftyニュース]からの転載・引用です


◇ 新幹線殺人犯 小島一朗 実父語る「息子を棄てた理由」 『週刊文春』2018/6月21日

     

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「新幹線殺人事件」 小島一朗容疑者の父親、「一朗君」と他人のように呼称 2018/6/11

  

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新幹線殺傷事件(2018/6/9) 両親・祖母・伯父への徹底取材で見えた「小島一朗」ができるまで

  

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