平和ボケ+国際常識の欠如、ここに極まれり 「憲法9条に」ノーベル平和賞候補の思い…鷹巣直美さん2015/10

2015-10-08 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

憲法9条に光当たって あすノーベル平和賞 候補の思い
2015年10月8日 中日新聞 夕刊
 九日に発表されるノーベル平和賞で、相模原市の市民団体が推薦した「憲法九条を保持している日本国民」が昨年に続き、候補に入っている。取り組みを発案した主婦鷹巣(たかす)直美さん(38)らはこの一年、安全保障関連法を止めることが受賞につながるとの思いで活動してきた。安保法をめぐる議論で平和憲法の意義が再び問い直される中、「平和賞の受賞で九条に光が当たってほしい」と話す。 (寺岡秀樹)
 「安保法は憲法の平和主義に反し、集団的自衛権の行使により戦争のできる国づくりを目指している。あまりの危機感から、切羽詰まった思いにかられました」
 市民団体「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の鷹巣さんは六月、会のメンバーと共に安保法案廃案を求める約三千三百人の署名を、東京・永田町の各党党首らに届けた。その時の気持ちを、こう振り返る。
 子育てなどで積極的な活動を控えていたが、「誰の子どもも殺させない」を合言葉に、同世代の若いお母さんたちと、幾度となく国会前へ足を運んだ。不戦を誓う九条の精神を守るため、「ノーベル平和賞の活動の前に、安保法案阻止というやるべきことがある」との意思で取り組んできた。
 実行委メンバーの多くは「九条の会」にも所属し、安保法案廃案に取り組むとともに、会を通じて全国にも九条や「日本国民」の平和賞受賞を呼び掛けてきた。
 その結果、今年、ノーベル賞委員会に平和賞候補として推薦された二百七十三の団体・個人には、「日本国民」のほか、九条の会や鷹巣さん本人も入った。鷹巣さんは「どんな形であれ、九条に光が当たってくれることは喜びであり、大歓迎」と話す。
 安保法は九月十九日に成立。九条の精神を日本人自身がないがしろにしたとして受賞が遠のいたとする見方もあるが、実行委からは「むしろ逆で、(安保法に反対した)六割の日本国民は九条を壊してはいけないと目覚めた」「ノーベル賞委員会はあえて応援の意味を込めて授与するところがある」と期待の声が上がる。
 鷹巣さんも願う。「国民一人一人が頑張って声を上げている姿を委員会は見てくれていると思う」
 <「憲法9条にノーベル平和賞を」の活動> 2013年1月、鷹巣直美さんが「世界中の子どもたちを戦争から守りたい」との思いで1人で開始。同8月、九条の会のメンバーらと実行委を発足させ、「憲法9条を保持している日本国民」を受賞対象者にして、署名活動を中心に展開してきた。平和賞候補となるにはノーベル賞委員会に大学教授や国会議員らが推薦する必要があり、今年の推薦人は84人(うち61人が衆参両院の国会議員)。活動を支援する動きは海外にも広がっている。5日現在の賛同署名は67万6435筆。
  ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です  
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「憲法9条を保持する日本国民にノーベル平和賞を」という大声…現実にならず、よかった。

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