「憲法9条を保持する日本国民にノーベル平和賞を」という大声…現実にならず、よかった。

2014-10-10 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

マララさんら2人にノーベル平和賞 教育機会を拡大
 日本経済新聞 2014/10/10 20:39
 【ロンドン=黄田和宏】ノルウェーのノーベル賞委員会は10日、2014年のノーベル平和賞をパキスタン出身の少女、マララ・ユスフザイさん(17)とインドの非政府組織(NGO)代表のカイラシュ・サトヤルティ氏(60)に授与すると発表した。マララさんの17歳での受賞はノーベル賞の全ての部門を通じて史上最年少となった。
 両氏の子供や若者、女性の教育機会を広げるための活動が評価された。委員会は「インドやパキスタンの人々にとって、教育のための取り組みや過激派に対抗するために結束することが重要」と指摘した。
 マララさんは11歳の頃から、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」の支配による惨状をブログを通じて訴え、女性が教育を受ける権利や人権の重要性を主張してきた。12年にイスラム武装勢力に銃撃されて頭部に重傷を負い、一時は意識不明に陥ったが奇跡的に回復した。その後も海外で活動を続けてきたことが高く評価された。
 これまでのノーベル賞受賞者の最年少は1915年に25歳で物理学賞を受賞したローレンス・ブラッグ氏。平和賞の最年少は11年のタワックル・カルマン氏(当時32歳)だった。
 サトヤルティ氏は90年代からインドの児童労働の撲滅のための活動に取り組んできた。これまでに8万人以上の子供を救い、教育の機会を与えてきた。サトヤルティ氏は「マララさんに電話をして祝福したい。インドとパキスタンの平和に向けて一緒に活動しようと彼女に言いたい」とコメントした。
 授賞式は12月10日にノルウェーのオスロで開く。賞金の800万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)は2氏で分ける。
 ◎上記事の著作権は[日本経済新聞]に帰属します
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〈来栖の独白〉
 ノーベル平和賞なんて、文学賞とともに私は全く評価しないが、それでも「憲法9条を保持する日本国民」が受賞という事態は憂慮していた。憲法改正(自主憲法制定)の大きな障害になるところだった。逸してよかった。もし受賞となった場合、日本国民の一人である私は断固拒否します。 キリスト者として「鷹巣直美さん、そんな一人(サイレント)の声も、無視しないでください。〈小さな声〉に聴いてくださったのが、イエスです」 
  
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憲法9条も最有力候補として話題に
 NHK NEWS WEB 10月10日 23時51分
 ことしのノーベル平和賞では、戦争放棄をうたった日本の憲法9条も海外で最有力候補として取り上げられるなど話題になりました。
 ことしのノーベル平和賞では、神奈川県の主婦の呼びかけをきっかけに「戦争放棄の憲法9条を保持している日本国民」が候補となり、賛同する44万人分の署名が集まったほか、地元ノルウェーの研究所が最有力候補として取り上げるなど国内外で話題となりました。
 署名を呼びかけた主婦の鷹巣直美さんは10日夜の会見で、「予想以上の反響で、小さなメッセージでも大きな力になることが分かりました」と振り返りました。また、専門家からもさまざまな意見が聞かれ、昭和史に詳しい作家の半藤一利さんは「今も戦争が続く世界で、憲法9条に改めて注目が集まった意義は大きい。来年に期待したい」と話しています。
 国際政治が専門で、明治学院大学教授の高原孝生さんは「これだけ注目を集めたのは、各地で紛争が相次ぐなか、戦争放棄をうたった9条の価値が見直されているからだと思う」と話しています。一方、安全保障が専門で、拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司さんは憲法改正を求める立場から、「憲法をどうしていくのか議論が活発になるきっかけになったと思う」と話しています。
 鷹巣さんら受賞を目指す実行委員会は、来年の平和賞を目指して今後も活動を続けるということです。
*市民団体「今後も受賞目指す」
 神奈川県内の主婦や元教師などで作る市民団体は、ことし2月、大学教授などを通じて「憲法9条を持つ日本国民」をノーベル委員会に推薦するとともにこれまでに受賞を求めるおよそ44万人分の署名を提出していました。
 市民団体のメンバーは、ノーベル平和賞の発表のあと相模原市で記者会見し、共同代表の石垣義昭さんは「受賞できなかったのは残念だが、日本国憲法、とりわけ9条の存在と価値が世界中に知られることになった」と活動を振り返りました。そのうえで、石垣さんは「憲法9条の不戦の誓いが徐々に崩されていると感じている。今後も、日本国憲法の不戦の誓いや平和主義を共有する運動を目指したい」と述べ、今後も100万人分を目標に署名を集める活動などを通じて受賞を目指していく考えを示しました。
 また、今回の活動を呼びかけた主婦の鷹巣直美さんは「世界から戦争がなくなってほしい、仲よくしてほしいという思いで活動を始めましたが、1人1人の小さな声が集まれば大きな力になると感じたので、今後もそれぞれの立場から平和を願う声を伝え続けるのは大切だと思う」と話していました。
 ◎上記事の著作権は[NHK NEWS WEB]に帰属します *リンクは来栖 
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