
〈来栖の独白 2020.12.5 Sat〉
先月11月25日は、三島由紀夫氏没後50年ということで、三島氏に関する記事が新聞にも掲載された。私には三島作品は『金閣寺』に象徴される違和感もあり、一作も読んでいない。金閣寺焼亡は三島氏の書かれたものより、水上勉氏の『金閣炎上』に共感を覚える私である。
もはや過去となった長い歳月、私は水上作品に浸って過ごした。おそらく、その殆どを購読していると思う。久しぶりに書棚から『金閣炎上』(新潮社)を読み、胸に溢れるものがある。
〈来栖の独白 2020.12.5 Sat〉
先月11月25日は、三島由紀夫氏没後50年ということで、三島氏に関する記事が新聞にも掲載された。私には三島作品は『金閣寺』に象徴される違和感もあり、一作も読んでいない。金閣寺焼亡は三島氏の書かれたものより、水上勉氏の『金閣炎上』に共感を覚える私である。
もはや過去となった長い歳月、私は水上作品に浸って過ごした。おそらく、その殆どを購読していると思う。久しぶりに書棚から『金閣炎上』(新潮社)を読み、胸に溢れるものがある。