動静情報消えた中国国家副主席がメディアに登場、2週間ぶり
CNN.co.jp 2012.09.13 Thu posted at 18:24 JST香港(CNN)
中国の次期最高指導者と目される習近平(シーチンピン)国家副主席(59)の動静が過去約2週間、一切伝えられていない問題で、国営メディアは13日までに、同副主席が中国指導者の1人として広西チワン族自治区の地方政府高官の死去に弔意を伝えたと報じた。
国営メディアが習副主席の名前に触れたのは9月1日以降、初めて。ただ、副主席自らの発言の引用はなかった。
今回の報道内容だけでは副主席が公の場に姿を見せなくなった理由についての憶測を打ち消す十分な材料とはならないとの見方が出ている。
国営メディアは9月6日に死去したとされる同自治区高官への弔意を伝えた中国指導部の名前を挙げ、副主席を胡錦濤(フーチンタオ)国家主席に続き2番目に紹介した。中国共産党指導部の次期人事で最高機関の党常務委員会入りが有力な李源潮・党中央組織部長が3番目で、この後に朱鎔基(チュー・ロンチー)前首相らが続いた。
党最高指導部の布陣は、数週間後に開催される党の全国大会で明らかにされる見通しとなっている。
副主席は9月1日、共産党の中央党校で演説したとされて以来、公の場に現れていない。この演説に伴って中国のニュースサイトは副主席の画像を掲載したが、スーツ姿で体調などには問題がない様子がうかがわれた。
ただ、同日以降、副主席はクリントン米国務長官やシンガポールのリー・シェンロン首相ら訪中した外国要人との会見を中止。中止の原因についての当局による詳細な情報提供もないことから交通事故説や暗殺未遂説、心臓発作説、重病説などさまざま憶測が流れていた。
中国外務省の定例会見でも報道官は副主席に関する質問への応答を拒否していた。
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中国の習近平氏、心筋梗塞か!英紙報じる
zakzak2012.09.13
来月にも開かれる第18回中国共産党大会で、最高指導者就任が内定している習近平国家副主席(59)の消息が今月1日以降明らかになっていない。「背中のケガ」「心筋梗塞(こうそく)」などさまざまな観測が飛び交うが、真相は不明だ。
12日の英紙デーリー・テレグラフは匿名の消息筋が、「習氏が心筋梗塞を患っていると示唆した」と報じた。米紙も消息筋の話として「命に別条はない軽い心筋梗塞」と伝えている。
習氏をめぐっては、香港紙が「日課の水泳中に背中を痛めた」「北京の病院に入院した」と報じたほか、「かかとを骨折してギプスをしている」との情報や、交通事故に遭ったとの噂も出回っている。
党機関紙、人民日報によると、習氏は1日に共産党の幹部養成機関、中央党校で演説したが、その後、消息は途絶え、北京で行う予定だった5日のクリントン氏とシンガポールのリー・シェンロン首相、10日のデンマークのトーニングシュミット首相との会談はいずれもキャンセルされた。
中国では国家指導者の健康問題は完全にタブーで、中国メディアも沈黙を続けている。外務省のウェブサイトは習氏にかかわる記者会見でのやりとりを掲載していない。
ほかの指導者が通常の政治活動を続けていることから「容体は深刻ではない」「治療の過程で動きがぎこちないから、人目にさらすのを避けている」などの見方もあるが、ある関係筋は「本来なら噂打ち消しに動くはず。重い健康不安も否定できない」と指摘した。
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中国:習氏、肝臓手術か…香港の人権団体「来週公の場に」
毎日新聞 2012年09月13日 20時27分(最終更新 09月13日 20時59分)
【北京・工藤哲】香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は13日、中国の次期最高指導者への就任が確実視されている習近平国家副主席(59)の動静が途絶えている問題を巡り、今月初めに北京の人民解放軍301病院で健康診断を受けた際に肝臓に小さな腫瘍が見つかり、今週切除手術を受けたと伝えた。回復に向かっており、来週には公の場に姿を見せられる予定だとしている。
香港メディアは13日、習氏の親族が記者に「(体調は)良好だ。安心せよ」と語ったと伝えた。
一方、中国広西チワン族自治区の地元紙「広西日報」は13日、黄栄・元自治区共産党委常務委員の死去を受け、胡錦濤国家主席や習氏らが哀悼の意を示したと報じた。
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◆ 「習近平次期主席が暗殺される!?」中国ネット界で不穏なウワサが拡散中 2012-09-12 | 国際/中国 アジア