「星野仙一」=邉恒の後押しを受け、WBC監督、その先の巨人監督就任にも色気タップリの厚顔無恥

2008-10-18 | 相撲・野球・・・など

「星野仙一」に頭抱える原監督と岡田監督

●寝首をかかれる
 19日の巨人―阪神戦のテレビ解説を務めた北京五輪日本代表の星野監督は「小笠原は打率3割を打てる打者。ここまで3打席凡退していることを考えれば、確率的にこの打席は非常に怖いな。ほら」と北京のペの字にも触れず、予想屋のようなことをやっていた。いい気なもんだ、と呆れた視聴者も多かったろうが、この人に眉をしかめているのは、何も良識ある野球ファンだけじゃない。
 巨人の渡辺会長の後押しを受け、WBC監督、さらにはその先の巨人監督就任にもいまだ、色気タップリの厚顔無恥に、原監督も気が気じゃないそうである。
「早々とオーナーから来季続投を明言された阪神の岡田監督、中日の落合監督らとは対照的に、原監督は今季が3年契約の最終年にもかかわらず、去就に関する具体的な話が出ていない。北京五輪での惨敗で流動的になったとはいえ、読売上層部にはまだ、良くも悪くもネームバリューのある星野待望論がくすぶっているのは事実。WBC監督問題における、『星野監督以上の人間がほかにいると思えない』『人間では星野が一番』という渡辺発言を聞けば、2人の間になんらかの意思疎通があると見て間違いない。権力者を籠絡(ろうらく)することにかけては人後に落ちない星野監督の正体は、公私に親しかった原監督が最もよく知っている。仮に逆転優勝したところで、いつ寝首をかかれるか分かったもんじゃない、と落ち着かないでしょう」(球界関係者)
 名指しでの批判をあまりよしとしない原監督が今季、「コーチのボーンヘッド」「ベンチで怒った」と福王内野守備走塁コーチを何度か吊るし上げているのも、チーム内では「福王コーチは明大出身で星野監督の後輩だからね」ともっぱら。それだけ、原監督が星野監督の存在にナーバスになっているんじゃないか、というわけである。
●采配に口出し
 岡田監督も同じだ。球団のSD(シニアディレクター)でもある星野監督は、岡田監督にとっても目の上のタンコブ。阪神監督を引き継いでからも、ああだこうだと采配やチーム作りに口を挟んできた。代表監督になってからは、阪神そっちのけで静かなものだったが、北京から帰国するや、またぞろグチャグチャ言い出しているというからたまらない。
「ファンやマスコミからの激しい批判にさらされる星野監督には、危機感がある。そもそもSD職は、宮崎前オーナーとの個人的な信頼関係から与えられたもの。その宮崎さんから坂井オーナーに代わって、阪神内での星野SDの立場も芳しくない。SDとしての仕事に実態がないにもかかわらず、年間8000万円とも1億円ともいわれる給料を出していることに、反対意見が多いんです。そんな失職危機を迎え、星野監督も存在感を見せたいわけ」(在阪マスコミ関係者)
 この日、巨人に4―6で敗れると、「まだ2ゲーム(差がある)。阪神はまだまだ優位よ。しかし、早く点を取らんといかんわな」とエラソーに注文をつけていた星野監督。原監督、岡田監督は「おとなしくしてろ!」が本音だろう。
(日刊ゲンダイ2008年9月20日掲載)
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ノムさんポロリ「王が星野さんがいいって…」
10月18日7時0分配信 スポーツニッポン
 やっぱり星野ジャパン!?ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)体制検討会議メンバーの楽天・野村監督が、15日に行われた第1回会議での内容を“暴露”した。
 秋季練習がスタートしたKスタ宮城のポカポカ陽気に、思わず舌が滑った。言ってはいけないという意識が働きながらも「王が“現役監督は難しい。星野がやるのがいいのではないか”と言ってた…かな」と会議の一部をポロリ。さらに野村監督は「“仲良しグループがよくなかったんじゃないか”と言ったら、星野はムキになって“そんなことはない。あいつらは一生懸命やってくれた”と言っていた」と北京五輪でのコーチングスタッフに“ツッコミ”を入れたことも披露した。
 続いて田中、岩隈2人が代表選出される可能性があった北京五輪前に星野氏に直接電話したことも明かし「あれは申し訳なかった。“2人は選ばないでくれ”って言っちゃったんだよな」と話した。 15日の会議直後は多くを語らなかった指揮官の突然の告白。オフシーズンになってもノムさんの言動から目が離せない。最終更新:10月18日7時4分


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