〈来栖の独白 2021.04.02 Fri〉
『沙林 偽りの王国』、出版を知り、即注文。気に入りの帚木蓬生さんの作品。4月6日、コンビニに届く。
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未曾有のテロ発生直後も、医療従事者たちは闘った――。医師でもある著者、入魂のレクイエム。
『沙林 偽りの王国』
帚木蓬生/著 新刊 2,310円(税込)発売日:2021/03/26
信じる心が、嘘と虚像に翻弄され起こった平成最悪の事件(テロ)。判断を誤ればさらに人が死ぬ――。あの日、未知の毒物と闘ったのは医療従事者たちだった。医師であり作家である著者が、膨大な資料と知識を土台に、想像力と熱意を注ぎ込み、「オウム」の全貌を描いた書き下ろし巨編。小説にしか到達できない深い鎮魂が、あなたを包み込む。
(以下略=来栖)
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*帚木蓬生著 『安楽病棟』安楽死・尊厳死 『守教(上・下)』信仰守った人々の心に迫る
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* 死刑執行された しかし絶命せずに息を吹き返した 『閉鎖病棟』 …〈来栖の独白2019.2.17〉
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* 和歌山カレー事件が題材 帚木蓬生著『悲素』 ヒ素という秘毒を盛る「嗜癖の魔力」 毒は人に全能感を与え、その〈嗜癖〉性こそが問題