中日新聞31面
2021年5月14日金曜日 朝刊
「心臓の異常で急死」 医師父殺害 診断書で病死装う?
2011年に父親を殺害したとして京都府警が医師山本直樹容疑者(43)ら3人を逮捕した事件で、父親の死亡診断書に実在しない診療所名が書かれ、死因として「心臓や血管の異常で急死」と記入されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。(中略)
捜査関係者によると、死亡診断書には山本、大久保両容疑者の共通の知人である医師の名前が記されていたが、所属先の診療所は実在していなかった。
山本容疑者の父親の靖さん=当時(77)=は長野県内の病院に入院していたが、11年3月、山本容疑者らが転院先が見つかったとして連れ出していた。当日中に靖さんの死亡届が提出され、午後に東京都内で死亡したと書かれていた。
靖さんの健康状態は直前まで安定しており、当時の主治医は「死に直結するような状態ではなかった」と府警に証言。山本容疑者らが殺害を示唆するメールを交わしていた形跡も見つかり、府警は計画的な事件との見方を強めている。
◎上記事は[中日新聞]からの書き写し(=来栖) 部分省略
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〈来栖の独白2021.5.14 Fri〉
人の心が病んでいる。深みへ嵌り、禁忌(殺人罪)に落ちる。恐ろしい。生きてゆくのが困難な世の中。
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* ALS患者嘱託殺人罪の医師ら3人逮捕 山本直樹容疑者の父親を殺害 2021/5/12