被害者妻、悲しみ癒えず…新幹線で殺傷の男起訴
2018年11月19日 22時27分
神奈川県内を走行中の東海道新幹線で6月、乗客3人が殺傷された事件で、横浜地検小田原支部は19日、住所不定、無職小島一朗容疑者(22)を殺人と殺人未遂、銃刀法違反の罪で横浜地裁小田原支部に起訴した。
起訴状などによると、小島容疑者は6月9日、新横浜―小田原駅間を走行中の新幹線の車内で、26歳と27歳の女性をナタ(刃渡り約19・1センチ)で切りつけて殺害しようとし、止めに入った会社員の梅田耕太郎さん(当時38歳)(兵庫県尼崎市)の首や太ももをナタとナイフ(刃渡り約9・8センチ)で切りつけ、失血により殺害したなどとされる。横浜地検は、小島容疑者の認否を明らかにしていない。
同地検小田原支部は、小島容疑者の当時の精神状態を調べる鑑定留置の結果、責任能力があると判断した。
梅田さんの妻は19日、代理人の弁護士を通じて「いまだ悲しみが癒えることはありません。このような悲しいつらい事件が起きないよう願うのみです」とのコメントを出した。
2018年11月19日 22時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
◎上記事は[読売新聞]からの転載・引用です
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新幹線殺傷容疑者を起訴へ 「邪魔されずに目的遂げるため選んだ」と供述
2018.11.13 12:26
東海道新幹線で6月、乗客の男女3人が殺傷された事件で、鑑定留置に入っていた小島一郎容疑者(22)=殺人容疑などで逮捕=について、横浜地検が刑事責任能力が問えると判断し、同罪などで起訴する方針を固めたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。地検は小島容疑者の刑事責任能力の有無を調べるため、7月中旬から約4カ月の予定で鑑定留置を行っていた。
また、小島容疑者が犯行場所に新横浜-小田原間の新幹線内を選んだことについて、「邪魔されずに犯行に及ぶためには新幹線が良いと思っていた」との趣旨の供述をしていることも新たに判明。動機については「自分で考えて生きるのが面倒くさく、他人に頼って生きる方が楽だと思い刑務所に入りたかった。無期懲役を狙っていた」などと説明していた。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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「無期懲役で刑務所に」新幹線殺傷事件の容疑者供述
2018/11/19 11:39
東海道新幹線で乗客の男女3人が殺傷された事件で、殺人と殺人未遂の疑いで送検された無職の小島一朗容疑者(22)が「刑務所に入りたかった。無期懲役を狙った」との趣旨の動機を供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。新幹線を選んだ理由は「邪魔されないと思った」と話しているという。
捜査関係者によると、横浜地検小田原支部は同日、殺人と殺人未遂の罪で起訴する。同支部は刑事責任能力の有無や程度を判断するため、7月13日から4カ月間、鑑定留置を実施。精神鑑定の結果を踏まえ、刑事責任を問えると判断した。
事件は6月9日午後9時45分ごろ、新横浜―小田原間を走行中の東京発新大阪行きのぞみ265号(16両編成)の12号車で発生。20代の女性2人がなたで切り付けられ、止めに入った兵庫県尼崎市の会社員の梅田耕太郎さん(当時38)が殺害された。
神奈川県警は小島容疑者を梅田さんへの殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、容疑を殺人に切り替えて送検。処分保留となり6月29日に女性2人への殺人未遂容疑で再逮捕した。〔共同〕
◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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* 新幹線殺人犯 小島一朗 実父語る「息子を棄てた理由」 『週刊文春』2018/6月21日号
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◇ 新幹線殺傷事件に見る誤診と誤解だらけの「発達障害と犯罪」 アスペルガー症候群を世に知らしめた少年殺人も誤診だった?
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