オウム高橋克也被告 第29回公判 井上嘉浩死刑囚が証言 2015.3.12 死刑囚全員の尋問終了

2015-03-12 | オウム真理教事件

 産経ニュース 2015.3.12 18:22更新
【オウム公判】「精神的にきつかった」井上死刑囚が証言 高橋克也被告第29回公判
 地下鉄サリン事件など4事件に関わったとして殺人罪などに問われた元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第29回公判が12日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれた。
 証人尋問に元教団幹部の井上嘉浩死刑囚(45)が出廷。計4回にわたり証言したことについて、「かつての部下だった高橋被告にこのような形で証言するのは精神的にきつく、悲しかった」と述べた。この日で、予定された死刑囚全員の尋問が終わった。
 井上死刑囚は「全ての事件の責任は私にある。教祖を信じたことが罪の始まりだった」と述べた上で、「2度と事件が起きないよう、証人としてせめてもの務めを果たした」と泣きながら話した。
 都庁郵便物爆発事件では現場指揮役を務めた井上死刑囚。爆弾の威力について「実験してなかったので被害はやってみないと分からなかった」と述べた。
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