司教とか神父とかいっても、特別立派な人たちというわけではない。こんな人たちが司牧だの説教だのといって、人を教導できると思ってる。
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秘密警察への協力告白、ポーランド大司教ら相次ぎ辞任
【ベルリン=三好範英】ポーランドのカトリック教会のワルシャワ大司教と、南部クラクフのバベル大聖堂の司祭が、共産主義政権時代、秘密警察に協力していたことを相次ぎ告白し、辞任した。
ポーランドは国民の95%がカトリック教徒。カトリック教会は、1980年代の自主管理労組「連帯」の民主化運動を支えるなど、大きな影響力を持つだけに、同国を大きく揺るがす事態となっている。
ワルシャワ大司教に任命されたばかりのスタニスワフ・ウィールグス氏は、7日、任命のミサで、共産主義政権時代に秘密警察と協力していた事実を告白し、辞任を表明。
また、ポーランドの国王や英雄などが埋葬されているバベル大聖堂のヤヌシュ・ビーランスキ司祭も8日、辞任を枢機卿に申し出て受理された。
ウィールグス氏については、昨年12月6日にローマ法王によって大司教に任命されてから、秘密警察との協力疑惑が浮上。同氏は秘密警察との接触は形式的なもので、誰にも危害を与えたことはない、などと反論していた。しかし、当時の秘密警察職員が同氏の情報提供を評価すると記載した文書が残っていたことから疑惑を否定できなくなった。
ビーランスキ氏に関しては、すでに1年ほど前から地元メディアで、同氏が共産主義政権の秘密警察のスパイだったと報じられていた。
「連帯」による民主化運動に協力したカトリック教会は、共産主義政権の崩壊に大きな役割を果たした。しかし、その一方で多くの司祭が共産主義政権に影で協力していたことが、歴史家などの研究で次第に明らかになっている。
現カチンスキ政権は、共産政権時代の秘密警察などとの協力者の解明と追及に力を入れており、今後、カトリック教会をめぐる共産主義時代の「負の歴史」に関するスキャンダルが一層拡大する可能性もある。
(2007年1月9日20時28分 読売新聞)
聖霊を「不思議の働きかけ」と言ったところで、それは、教会内(特殊社会の中)での言い換え(名札)に過ぎないでしょう。「・・神父様」なんて呼び方も、その人を(呼ぶほうも呼ばれるほうも)おかしくさせると思います。