「郵便不正事件」不要取り調べメモ迅速廃棄、最高検指示していた

2010-10-26 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
不要取り調べメモ迅速廃棄、最高検指示していた
 郵便不正事件の捜査で大阪地検特捜部の検事らが「取り調べメモ」を廃棄していた問題に絡み、最高検は25日、2008年に全国の高検・地検にメモの保存に関する通知を出した際、不要と判断したメモを速やかに廃棄するよう求めていたことを明らかにした。
 最高検は08年7月と10月の通知で、取り調べ中の容疑者の言動などを記したメモについて、公判で供述調書の任意性などが争われることが想定される場合は、保存するよう指示。一方、通知の補足説明で、保存の必要がないメモは「プライバシー保護などの観点から、速やかな廃棄が求められる」としていた。
 最高検の池上政幸刑事部長は「メモの廃棄が(郵便不正)事件の真相解明を困難にしたかどうかを検証する中で、通知の内容を見直す必要があるかどうかも検討する」と話した。
(2010年10月26日00時44分  読売新聞)
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犯人隠避事件「無実だ」…佐賀元特捜副部長
読売新聞 10月25日(月)14時34分配信
 大阪地検特捜部による証拠品改ざん・犯人隠避事件で、起訴された元副部長の佐賀元明被告(49)が25日午前、大阪拘置所で読売新聞の単独取材に応じた。
 佐賀被告は「事件については無実だ。逮捕・起訴され、拘置されているのは誠に残念」と語り、改めて公判で争う方針を示した。
 佐賀被告と、共犯とされた前特捜部長の大坪弘道被告(57)は、検察側が接見禁止を求めたが、大阪地裁が退けた。否認している容疑者の接見が認められるのは極めて異例。読売新聞もこの日、弁護人以外の接見の枠を利用して約10分間、取材した。佐賀被告は「起訴され、捜査が終結したので取材に応じた」と説明した。
 佐賀被告は、部下だった元主任検事の前田恒彦被告(43)(証拠隠滅罪で起訴)による郵便不正事件での証拠品の意図的な改ざんを知りながら、「過失と説明しろ」と指示するなどし、前田被告の摘発を免れさせたとして、10月21日に犯人隠避罪で起訴された。佐賀被告は「(任意聴取時の感触で逮捕・起訴は)覚悟はしていた」とする一方、逮捕前は神戸地検特別刑事部長だったことに触れ、「仕事を引き継ぐ機会もなく、職場の人には非常に迷惑をかけた」と無念そうに話した。 .最終更新:10月25日(月)14時34分
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