炎鵬「覚悟はできている。何を言われても自分の人生」首の大けがから1年2カ月ぶり復帰へ決意

2024-07-11 | 相撲・野球・・・など

炎鵬「覚悟はできている。何を言われても自分の人生」首の大けがから1年2カ月ぶり復帰へ決意 

配信  日刊スポーツ

 序ノ口からの再出発-。167センチ、100キロ足らずの小兵で技能賞も獲得するなど、幕内土俵を沸かせた炎鵬(29=伊勢ケ浜)が1年2カ月ぶりに本土俵に復帰する。

 11日、名古屋市の部屋で、名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた本格的な稽古を打ち上げた後、昨年夏場所10日目から途中休場して以来の復帰を明言した。最高位は東前頭4枚目。首の大けがで西序ノ口13枚目まで番付を落とした人気力士が、再び関取を目指す。

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 7場所連続休場中だった屈指の人気力士が、ついに帰ってくる。炎鵬は三段目力士らと相撲を取り、場所前の本格的な稽古を打ち上げ。関取の象徴だった白まわしから黒まわしとなり、宮城野部屋から伊勢ケ浜部屋へと所属も替わった。ただ大関から序二段まで番付を下げた後、横綱まで上り詰めた照ノ富士が同部屋となり、身近に手本ができて力ももらえた。「いつかは決めないと土俵には上がれない。もう覚悟はできている。何を言われても自分の人生」。脊髄損傷からの復帰土俵へ決意がにじんだ。

 首の大けがで、一時は相撲を取るどころか、日常生活もままならない状態だった。それでも昨年末から徐々に実戦的な稽古を再開。先場所前には連日、相撲を取り、復帰目前に仕上げていた。慎重に復帰に備えてきただけに「恐怖心が少しでもあるなら(本場所の)土俵には上がれない」と、精神面の充実は著しい。

 初めて番付にしこ名が載った、17年夏場所以来、7年ぶり2度目の序ノ口土俵は、三賞受賞者で最も低い番付で相撲を取ることでもある。「どういう気持ちになるか想像できない」と、復帰土俵を思って笑った。恐怖心を乗り越えた炎鵬がまずは7年ぶりの序ノ口優勝を目指す。【高田文太】

 最終更新:日刊スポーツ 

 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です

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〈来栖の独白〉
 疎い私は、炎鵬の姿が長く見えないので「どうしたんだろう」「引退?」などと思っていた。


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