またも朝日がパクってる。『週刊新潮』が見事にスクープした小渕優子通産大臣の問題だ。 花田紀凱

2014-10-18 | 政治 メディア

またも朝日がパクってる。
 花田紀凱 | 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長  2014年10月17日 16時53分
 今朝、新聞各紙を読んでモーレツに腹が立った。腹が立ってすぐ朝日新聞の読者広報室に一読者として電話した。
 むろん返事は決まっている。「担当者に伝えておきます」。
 担当者に伝えるだけならアルバイトの女の子でも出来る。読者広報室にはベテラン記者を起用しているそうだが、あなた自身の考えはないのかと問いたい。
 小渕優子通産大臣の問題だ。
 『週刊新潮』がみごとにスクープした。後援会事務所が、観劇会や巨人戦観戦ツアーを開催、会費(収入)よりチケット代やら弁当代(支出)の方が多い、これは利益供与、買収に当るのではないか。しかも収支報告書の記載がいい加減などなど。
 たしかに『新潮』の指摘どおりで、小渕大臣の進退に関わるだろう。昨日の参院経済産業委員会でも野党が厳しく追及した。
 このことを今朝の新聞各紙が報じているのだが、朝日を初めとする各紙には『週刊新潮』のシの字もない。朝日、東京は一面で報じながらだ(東京は一面トップ)。
 朝日は二ヶ所で〈朝日新聞の調べでわかった〉云々。
 冗談ではない。『週刊新潮』の調べでわかったのだろう。朝日をはじめとする各紙は後追いしただけではないか。
 新聞はいつもこうだ。週刊誌のスクープをまるで自社で取材したように書く。最近はかなり是正されてきたと思っていたのだが、今回またこれだ。
 ちゃんとそう書かないのは週刊誌ごときと一段下に見て馬鹿にしているからとしか思えない。新聞記者の驕りとしか言いようがない。
 そんな態度が今日の「朝日大誤報問題」につながっているのだ。
 ただし産経だけは、ちゃんと『週刊新潮』と書いていたことを付記しておく。
 ついでに書いておくと朝日の広報室の担当者、「うん」「うん」と返事していた。返事は「ハイ」だろ!
・花田紀凱
 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
 1942年東京生まれ。66年東京外国語大学英米科卒、文藝春秋入社。88年『週刊文春』編集長に就任。6年間の在任中、数々のスクープをものし、部数を51万部から76万部に伸ばして総合週刊誌のトップに。94年『マルコポーロ』編集長に就任。低迷していた同誌部数を5倍に伸ばしたが、95年「ナチガス室はなかった」の記事が問題となり辞任、1年後に退社。以後『uno!』『メンズウォーカー』『編集会議』などの編集長を歴任。2004年11月より『WiLL』編集長。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。産経新聞コラム「週刊誌ウォッチング」、夕刊フジコラム「天下の暴論」はファンも多い。好きなものは猫とコスモス。
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小渕優子経産相のデタラメすぎる「政治資金」 週刊新潮 2014年10月23日号 2014-10-17 | 政治

       

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