本日は名古屋能楽堂 名古屋観世九皐会 能『砧』『『張良』 狂言『蟹山伏』 仕舞の多さには辟易

2014-10-18 | 日録

 〈来栖の独白〉
 本日は、名古屋能楽堂。午後1時から5時まで。『砧』『『張良』『蟹山伏』、どれも楽しめた。『蟹山伏』では、アド(蟹の精)が、終始親指と人差し指を立てている。蟹であることを表現しているわけだが、その姿が可愛くてならない。『張良』は期待していなかったが、シテ観世喜正、ワキ森常好の力のこもった演技に引き込まれた。
 ただ、仕舞の多さには辟易した。『砧』のあと、15分の休憩をはさんで『定家』『景清』。『蟹山伏』のあと、10分の休憩をはさんで『簓之段』『玉之段』。正直なところ能楽堂へ足を運んだ目的は『砧』と『蟹山伏』だったので(『張良』は中国に材を取っており、些かの嫌悪感?)、仕舞四曲にはうんざり。
 現実の問題として、仕舞を披露する場は少ないのかも知れないが、ホントにうんざり。いつぞやは、「解説」と称して能楽師が長々と恣意的な話に時間を費やしたことがあった。こういうのは、どうぞやめてくれ。 * 簓(ささら)
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名古屋観世九皐会 2014/10/18. 13時 名古屋能楽堂 能『砧』『張良』 狂言『蟹山伏』 2014-10-11 | 本/演劇…など 

        

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