子どもの視力低下 深刻 中学生6割が1.0未満 過去最多 2022.07.14

2022-07-14 | 社会

中学生の視力、1・0未満最多 21年度60%、小・高も深刻
 中日新聞 2022年7月14日(木曜日)

 文部科学省は13日、2021年度の学校保健統計調査を発表した。裸眼視力が1・0未満の中学生は60・28%で過去最多。小学生の36・87%と、高校生の64・41%も近年の結果から大きな改善はなく、子どもの視力低下が深刻な状況が浮かんだ。新型コロナウイルスによる一斉休校のあった20年度に悪化した太りすぎや痩せすぎの割合は減少傾向となった。

 文科省は視力低下について「スマートフォンなどの利用で、目に近い距離での作業が増えたことが影響した」と説明。授業でのデジタル端末活用も広がっており、学校には「目から30センチ以上離す」などの注意を促す。
 視力1.0未満を学年別にみると、小1で23.04%、小6で50.03%など。中高でも学年が上がると悪化する傾向だった。「裸眼視力0.3未満」も調べ、小学生10.64%、中学生28.23%、高校生33.18%、となり、中学生が過去最多。

 身長別標準別体重などから算出した肥満度が20%、以上の「肥満傾向児」の出現率では、小6が10.98%、(20年度比0.40㌽減)、中2が9.70%(同0.70㌽減)などとなった。

<以下略=来栖>

 ◎上記事は[中日新聞]からの書き写し


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