ALS嘱託殺人事件の2医師を再逮捕 海外で合法的に安楽死するのに必要な診断書を偽名で作成 2020/9/29 

2020-09-29 | Life 死と隣合わせ

海外安楽死の書類偽造容疑 ALS嘱託殺人事件の2医師を再逮捕 別患者の診断書を偽名で作成
 2020/9/29(火) 12:01配信 京都新聞
 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者への嘱託殺人罪で医師2人が起訴された事件で、別の難病患者が海外で合法的に安楽死するのに必要な診断書を医師2人が偽名で作成したとして、京都府警捜査1課と中京署は29日、有印公文書偽造の疑いで、呼吸器内科医の大久保愉一(よしかず)被告(42)=仙台市=と泌尿器科医の山本直樹被告(43)=東京都港区=を再逮捕した。捜査関係者らへの取材で分かった。
 大久保容疑者はツイッターの匿名アカウントで安楽死を肯定する趣旨の投稿を繰り返していた。2容疑者が他の患者に対して、安楽死の手助けと受け取れる行為をしていた疑いが出てきた。
 関係者によると、女性は九州地方に住む20代の難病患者。外国人を受け入れているスイスの自殺ほう助団体に依頼して安楽死することを希望しており、申請には医師の診断書などを提出する必要があったという。
 捜査関係者によると、2人は共謀して昨年9月、病状などを記した英文の診断書2点を作成。その際、国立大学病院の医師として偽名を記載して公文書を偽造した疑いが持たれている。
 2容疑者は共謀してツイッターで知り合った京都市中京区のALS患者の女性=当時(51)=から依頼を受け、昨年11月30日、同区のマンションを訪れて女性に薬物を注入し、急性薬物中毒で死亡させたとして、今年8月、京都地検に嘱託殺人罪で起訴されている。
最終更新:9/29(火) 13:42 京都新聞
 
 ◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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嘱託殺人、偽名で書類作成疑い 2医師再逮捕、別の難病患者に 
 2020年9月29日
 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者から依頼を受け、薬物を投与し殺害したとして医師2人が嘱託殺人罪で起訴された事件で、別の難病患者とやりとりし、海外での安楽死に必要な書類を偽名で作成したとして京都府警は29日、有印公文書偽造の疑いで大久保愉一容疑者(42)と、山本直樹容疑者(43)を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 
 捜査関係者らによると、2人は昨年、難病患者が海外の自殺ほう助団体に安楽死を依頼するのに必要な医学的な書類を作成し、偽名のサインを使ったものを手渡していた。大久保容疑者は、難病患者と会員制交流サイト(SNS)で知り合った。

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です


「ALS患者嘱託殺人」…過去の有罪事件と異質 東海大病院・国保京北病院・川崎協同病院・関西電力病院・射水市民病院

 


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