今市事件弁護団 無罪主張方針
NHK NEWS WEB 宇都宮放送局 2016/02月09日 18時16分
栃木県の旧今市市、今の日光市で小学１年生の女の子が下校途中に連れ去られ殺害された事件で、殺人などの罪で起訴された３３歳の男の弁護団が宇都宮市で会見し、「被告は無実で、犯人である客観的証拠は何一つない」などと述べ、無罪を主張する方針を明らかにしました。
平成１７年１２月、旧今市市、今の日光市で小学１年生だった吉田有希ちゃん（当時７）が下校途中に連れ去られ、翌日、茨城県の山林で遺体で見つかり、おととし６月、鹿沼市の勝又拓哉被告（３３）が逮捕され殺人などの罪に問われています。
９日、宇都宮市で勝又被告の弁護団が会見し、殺人の罪について「被告は無実で、犯人である客観的証拠は何一つない」などと述べ、無罪を主張する方針をらかにしました。
その理由について、弁護団は「殺害を認めたという被告の自白の内容は遺体や現場の状況などと矛盾していて信用性がなく、不当に長期間拘束され、捜査官による威圧的な取り調べで、うその自白に追い込まれた」などと説明しました。
そのうえで、「被告は『事件には一切関与していない』と話しており、裁判で無実を明らかにしたい」と述べました。
裁判は初公判が今月２９日の午前１０時から行われ、判決は来月２３日以降に言い渡される予定だということです
◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です ＊強調(太字・着色)は来栖
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今市の小１女児殺害事件 弁護団が被告の無罪主張へ
朝日新聞デジタル 岩佐友 2016年2月9日14時34分
２００５年に栃木県今市市（現日光市）で小学１年の女児（当時７）が連れ去られ、茨城県で遺体で見つかった事件で、殺人罪で起訴されている栃木県鹿沼市の無職勝又拓哉被告（３３）の弁護団が９日、記者会見を開いた。宇都宮地裁で２９日から始まる裁判員裁判で、殺人の起訴内容について無罪を主張する方針を明らかにした。
被告の起訴内容は、０５年１２月２日午前４時ごろ、茨城県常陸大宮市内の林道で女児の胸などをナイフで多数回刺し、殺害したというもの。弁護団は、取り調べ段階で殺害を認めたとされる自白について、「長期間拘束され、威圧的な取り調べを受けて自白したもので、任意性がない」と指摘。「被告の関与を示す客観的証拠はなく、自白の信用性もない」とも訴えた。
具体的には、殺害したとされる遺体発見現場で女児の血液がほとんど発見されていない▽女児の胃の内容物などから、１日午後４～５時ごろに死亡したと推定される▽犯人しか知り得ない「秘密の暴露」が自白にない――などを挙げた。
被告は１４年１月に商標法違反容疑で逮捕され、同年２月中旬の取り調べで殺人への関与を自白したとされる。同年５月には銃刀法違反罪で起訴され、同年６月に殺人容疑で再逮捕、起訴された。
商標法違反と銃刀法違反の罪については宇都宮地裁で裁判官のみで審理され、９日に有罪とする判決を言い渡した。２９日からは裁判員も加わって殺人罪について審理し、有罪か無罪かを判断したうえ、すべての事件を含めて判決を出す。（岩佐友）
◎上記事は[朝日新聞デジタル]からの転載・引用です ＊強調(太字・着色)は来栖
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産経ニュース 2016.2.9 15:59更新
【栃木小１女児殺害】勝又被告、無罪主張へ 殺人罪「証拠、自白だけ」と弁護側
会見する、左から高橋拓矢主任弁護士、一木明弁護士、梅津真道弁護士＝９日午後、宇都宮市明保野町（豊嶋茉莉撮影）
平成１７年に栃木県今市市（現日光市）の小学１年、吉田有希ちゃん＝当時（７）が殺害された事件で、殺人罪に問われている同県鹿沼市西沢町、無職、勝又拓哉被告（３３）の弁護人が９日、２９日に宇都宮地裁で始まる公判で、無罪を主張する方針を明らかにした。
高橋拓矢弁護士ら３人は「勝又被告は事件とは無関係で、有罪に結びつく証拠は自白だけ。有罪を示す客観的な証拠がない」などと述べた。勝又被告が供述した殺害時刻の午前４時ごろに対し、遺体の胃の内容物などから推定される死亡時刻は前日の午後４時から約１時間前後と説明、「遺体の客観的状況と自白が矛盾している」と主張した。
弁護側によると、勝又被告は２６年６月に殺人容疑で逮捕。殺害容疑を認めて起訴されたが、公判前整理手続き中の昨年５月ごろ、否認に転じたという。
また、勝又被告が偽ブランド品を所持した商標法違反罪と銃刀法違反罪に問われた区分審理が９日、宇都宮地裁で開かれ、松原里美裁判長は両罪について有罪の部分判決を言い渡した。殺人罪について審理される裁判員裁判で、部分判決を踏まえて判決が言い渡される。
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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今市女児殺害の弁護士 少女らのスカート内“盗撮”(2016/05/24 11:57)
テレ朝News
栃木県旧今市市の女児殺害事件で、弁護人を務めた男が17歳の少女ら2人のスカートの中を盗撮したとして逮捕されました。
弁護士の梅津真道容疑者（43）は去年12月、宇都宮市内のバス停で、少女のスカートの中を小型カメラで盗撮したほか、先月にJR小山駅構内で、女性（31）のスカートの中を盗撮した疑いが持たれています。警察によりますと、梅津容疑者は今月5日、警察署に出頭していました。この際、少女らが映った複数の画像データを警察に提出したということです。警察は余罪があるとみて捜査を進めています。梅津容疑者は2005年、旧今市市で吉田有希ちゃん（当時7）を殺害した罪に問われている勝又拓哉被告（33）の弁護人でした。
◎上記事は[テレ朝News]からの転載・引用です
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◇ 栃木 小１女児〈吉田有希ちゃん〉殺害事件 勝又拓哉被告「取り調べ録画テープ」は物証なしの壁を突き破るか 2015-01-17
◇ 今市 女児殺害事件 勝又拓哉容疑者「吉田有希ちゃんが夢に出てくるから自供したい」/猟奇的なものを押収 2014-06-04
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