金川被告、控訴取り下げへ=28日にも、面会で明かす-土浦連続殺傷で死刑判決
12月25日0時35分配信 時事通信
茨城県土浦市のJR荒川沖駅周辺などで昨年3月、2人が殺害され7人が重軽傷を負った事件で、殺人などの罪に問われ、水戸地裁で死刑を言い渡された金川真大被告(26)が24日、水戸拘置支所で記者の面会に応じ、弁護側の控訴を28日に取り下げる意向を示した。取り下げた場合、来年1月5日に死刑が確定する。
金川被告は面会で、「自殺は痛いから死刑になりたかった。執行を待つだけ」などと話し、「28日まで接見の予定があるので、それが終わったら取り下げます」とした。
現在は拘置支所に置かれた本を読んで過ごしているといい、死刑判決の瞬間については「特に何も思わなかったですね。半年以内に(死刑を)執行しないのであれば国を訴えます」と、笑顔も浮かべながら話した。