名大生 タリウム事件 「白い粉を・・・」被害男子生徒、女子学生の名挙げる 2013年2月頃  宮城県警、女子学生名を把握

2015-05-27 | 少年 社会

<タリウム事件>宮城県警、女子学生名を把握
 河北新報 2015年05月27日水曜日
 劇物の硫酸タリウムを3年前に同級生2人に飲ませたとして、名古屋大の女子学生(19)=宮城県出身=が殺人未遂容疑で再逮捕された事件で、被害者の男性(19)が2013年2月ごろ、「同じクラスの女の子が白い粉を持ち歩いている」などと宮城県警に伝えていたことが26日、分かった。県警は「女子学生の名前は捜査で浮上しなかった」と説明してきたが、当初から存在を把握していたことを認めた。
◎本人聴取行わず
 県警によると、男性は12年12月、タリウム中毒により両目の視力が急激に下がったなどとして両親と共に仙台市内の警察署に相談。県警は、タリウムを偶発的に摂取する可能性は低く、事件性が高いと判断し13年2月、被害届を受理した。
 男性は、警察に対し「同じクラスに変わった女の子がいる。周りに白い粉をなめさせている」などと、校内で唯一、この女子学生の個人名を挙げて説明した。
 しかし、県警は県内の薬局などのタリウムの購入履歴を調べるにとどまり、「容疑者として浮上しなかった」などとして直接、女子学生を聴取しなかった。
 一連の事件では、女子学生の父親が事件直前の12年5月、別の仙台市内の警察署を訪れ、「娘が知らないうちに薬品を買っている」などと相談していた。この警察署は男性の被害届を受理した警察署と情報を共有していなかったことが分かっている。
 女子学生はことし1月、名古屋市で無職森外茂子さん=当時(77)=を殺害した容疑で愛知県警に逮捕された。今月15日、3年前に在学していた高校の教室などで、同じクラスの男性と中学時代に同級生だった女性(19)に硫酸タリウムを飲ませて殺害しようとした疑いで、愛知、宮城両県警に再逮捕された。

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被害男性、女子学生の名挙げる=タリウム混入捜査で―容疑者と判断せず・宮城県警
 時事通信 5月27日(水)0時55分配信
 男女2人の飲み物に劇物の硫酸タリウムを混ぜて中毒にさせたとして、名古屋大の女子学生(19)が殺人未遂容疑で再逮捕された事件で、宮城県警が発生後、高校の同級生だった被害者の男性(19)から事情を聴いた際、「変わり者」として女子学生の名前を挙げていたことが26日、分かった。県警は、その後の学校側への聞き取りなどで女子学生の名前が出なかったため、容疑者ではないと判断していた。
  捜査1課によると、宮城県内の警察署に2012年末ごろ、男性の家族からタリウム中毒の恐れがあると相談があり、署は13年2月に被害届を受理。事情聴取に男性は、女子学生の名前を挙げ、「クラスメートに白い粉をなめさせているのを見た」と話したが、調書には記載されなかった。
  県警が学校関係者から聞き取りをしたところ、女子学生の名前は出ず、県内の店などで調べたタリウム購入履歴にも女子学生や家族の名前がなかったため、容疑者ではないとみなしていた。
 最終更新:5月27日(水)1時42分

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名大生 タリウム事件 被害の高校同級男子生徒「元の体に戻してほしい」…2人目はタリウム増量か
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