拘置所の「秘密面会」拒否は違法 死刑囚の請求認める
中日新聞 2016年2月23日 19時15分
1994年に大阪、愛知、岐阜3府県で起きた連続リンチ殺人事件で死刑が確定した小林正人死刑囚(40)と弁護士2人が、職員の立ち会わない面会を拘置所が拒んだのは違法として国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、「秘密で面会する利益を侵害した」とし、計約53万円の支払いを命じた。
判決によると、小林死刑囚と弁護士は2011年9月~14年6月、名古屋、東京両拘置所で、再審請求や民事訴訟の打ち合わせの際に職員が立ち会わないよう求めたが、認められなかった。
◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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関連? 木曽川・長良川リンチ殺人事件「少年法が求める配慮の必要性から、中日新聞は3被告を匿名で報道します」 2011-03-11
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◇ 拘置所の閲覧制限「違法」名古屋地裁 2016/1/19 死刑囚(木曽川長良川リンチ殺人事件)勝訴
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◇ 死刑囚面会の立ち会い違法 和歌山毒物カレー事件・林真須美死刑囚 国に賠償命令-大阪地裁 2016/1/15
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