ノムさんの涙に燃えた！楽天、勝った！

ノムさんの涙に燃えた！男・山崎武“浪花節”アーチ
　【楽天１１―４ソフトバンク】楽天は山崎武のハッスルぶりが光った。７回に本塁打を放ち「打った瞬間入ったと思った」と納得の表情。３回には二走として右飛で三塁を陥れ「足は遅いが、短期決戦だからやれることはやらないと。ああいうのが有効」と胸を張った。
　試合前のミーティングでは、野村監督が涙を見せた。「百戦錬磨の監督が感極まるなんて…。応えるには僕らは勝つしかない。涙を無にしたくない」と“浪花節”全開で第１ステージ突破を誓った。
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ノムさん「マー君に託してすんなり決めたい」
　【楽天１１―４ソフトバンク・監督談話】
▼楽天・野村監督　先制パンチが効いた。打線がつながり、理想的な点の取り方をしてくれた。岩隈は４点取られて心配したが、うまく立ち直った。マー君（田中）に託して、すんなり決めたい。
▼ソフトバンク・秋山監督　杉内はボールが高かったし、力んでいた。きょうはうちの展開でできなかった。６回の３失点もミスからだった。あすは取り返さなければいけない。
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ダルビッシュＣＳ断念…梨田監督“苦渋の明言”
　日本ハムの梨田監督は１６日、腰痛などでクライマックスシリーズ（ＣＳ）第２ステージへ向けての調整が遅れているダルビッシュ投手について「足を踏み出すときの状態が悪く、ＣＳでの登板はやめておこう、ということになった」と明言した。
　ダルビッシュは宮崎県内で行われている教育リーグで１８日に登板する予定だった。しかし、腰回りの状態が思わしくなく、投球練習再開のめどが立たないため、ＣＳでの登板を断念せざるを得なかった。
　この日、２０メートルのキャッチボールが精いっぱいだったダルビッシュは「良くないですね。状態はあまり変わりません」とぶぜんとした表情で話した。日本シリーズ（１０月３１日開幕）での登板についても、吉井投手コーチは「復活を願うしかないが、きついだろう」と厳しい見通しを口にした。
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〈来栖のつぶやき〉
　先制したので、チームに勢いがついた。そうでなかったなら、ノムさん解任騒動に引きずられて、湿っぽくなってしまっていただろう。ダルは調子が悪い。ノムさんたちはソフトバンクさえ凌げば、日本一に挑戦できる。それにしても、今日の岩隈、やっぱりステキだった。完投した。明日はマー君、ノムさんのために頼みます。