<目薬>点眼後のパチパチはダメ

2010-03-23 | 社会
<目薬>点眼後のパチパチはダメ 正しい点眼5.8%--緑内障などの1200人調査
毎日新聞2010年3月22日(月)13:00
 点眼のあとの目パチパチは禁物――。目薬をさしたあと目をしばたたかせるなど、不適切な点眼をしている人が9割を超すことが、医薬品メーカー、ファイザー(東京都渋谷区)の調査で分かった。
 同社は、緑内障患者など病院で複数の目薬を処方された経験がある40~60代の男女1200人を対象にインターネットで調査した。
 適切な点眼後の行動は「しばらく目を閉じて、薬が鼻やのどに流れないよう目頭を軽く押さえる」だが、適切な点眼を実行している人はわずか5・8%。最も多い43・3%が「目をパチパチさせている」で、「しばらくの間、目を閉じている」30・2%、「しばらくの間、目を見開いたままじっとしている」15・1%など、計90%以上が不適切だった。
 「目をパチパチさせる」人の88・3%が「目薬が目全体や患部に行き渡ると思うから」と答えた。この方法では、薬が外に流れ出てしまい、十分な効果が得られないという。
 目薬の1滴は、目の中にためることができる適切な量だが、33・5%が2滴以上さしており、3人に1人がさし過ぎだった。また、2種類以上の目薬を処方された場合、約5分以上の間隔を空けていない人も37・2%いた。【石塚孝志】

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