舛添都知事への刑事告発・住民監査請求は行われるか 6月1日辞任、7月10日都知事選と参院選 Wの憶測

2016-05-19 | 政治

“舛添包囲網”いよいよ狭まる 刑事告発の危機…住民監査請求は行われるか
 zakzak 2016.05.18
 東京都の舛添要一知事(67)への不信感が収まらない。「政治とカネ」の疑惑について、13日の定例会見で釈明したが、正月に家族でホテルに宿泊した代金を「会議費」として政治資金から出した問題など、とても都民・国民の理解を得られそうにないのだ。都議会は6月議会で徹底追及する構えだが、市民団体などによる刑事告発という可能性も出てきた。
 「政治資金規正法上の問題まで出てくると、都民相手の問題でなく、国の法律なので法社会全体、国全体の問題になってくる」
 岩手県の達増拓也知事は16日、舛添氏の疑惑について、こう指摘した。東大法学部卒の同窓生だが、距離を置き始めたようにみえる。
 都民や国民が最も不信感・嫌悪感を高めているのが、舛添氏が2013年と14年の正月、千葉県木更津市の温泉施設「龍宮城スパホテル三日月」に家族で宿泊しながら、代金を政治資金から支出していた問題だ。
 政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いを突き付けられ、舛添氏は「部屋で事務所関係者と会議をした」と釈明し、収支報告書を訂正し費用を返金することを明らかにした。ただ、記者団の「誰と」「何人で」「何時ごろ」といった質問には、「政治の機微に関わる」として答えなかった。
 この会見を受け、JNNが14、15日に世論調査したところ、「納得できる」と答えた人はわずか6%で、「納得できない」と答えた人は89%に上った。
 新たな疑惑も浮上した。舛添氏が代表を務めていた資金管理団体(解散)の収支報告書に12年8月、栃木県日光市内のホテルの「宿泊費」として約8万4000円が計上されているが、家族旅行の疑いが指摘された。次回会見(20日)の焦点となりそうだ。
 こうしたなか、市民団体などによる刑事告発が注目されている。舛添氏が「政治の機微」を理由に説明を拒んでも、捜査当局が関係者の事情聴取を行えば、「会議費」「宿泊費」の実態は明らかになるからだ。
 政治資金問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は「確かに、政治資金規正法に関しても問題となる」と語ったうえで、「まず、高額な海外出張や公用車の利用で『公金の不適切な支出』があったとして、その返還を求める住民監査請求が行われる可能性が高いだろう」と解説した。
 舛添包囲網は確実に狭まりつつある。
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舛添都知事 安倍首相と菅官房長官にケンカ売り続けてきた
 zakzak 2016.05.18
 舛添要一・東京都知事に、公用車での毎週末の別荘通いや税金を使った海外出張時の大名旅行ぶりに加え、政治資金で家族旅行をしていたのではといった疑惑が次々発覚している。舛添都知事への不信感は5月13日の釈明・謝罪を経てもなお高まり続けている。
 ここに来て都議会自民党関係者からは、6月1日辞任、7月10日に都知事選挙と参議院選挙をWで行なうといった憶測も急浮上してきた。そうしたW選挙がらみの日程を都議会自民党の一存で判断できるはずはない。都連側の舛添降ろしの背後に見え隠れしているのが首相官邸の思惑だ。
 舛添都知事は2年前の都知事選で「反原発」「反安倍」を掲げた小泉純一郎-細川護煕の元首相連合に対抗するため、安倍政権が担いで誕生させた。だが、いまや安倍官邸は窮地に陥った舛添氏をかばう姿勢は全く見られない。それどころか、首相周辺には自分たちが擁立した知事の失脚を期待しているフシさえうかがえる。
 それというのも、「舛添氏は自民党の支援を受けて都知事に当選したにもかかわらず、知事に就任すると安倍首相へのライバル意識を露わにしてきた」(官邸の安倍側近議員)からだという。
 まず就任後の記者会見で自民党の憲法改正草案を「立憲主義がわかっていない」などと痛烈に批判、憲法改正を掲げる安倍政権に冷や水を浴びせた。
 外交でも中韓に強硬路線を取る安倍政権と一線を画した。2014年7月には韓国を訪問して首相より早く朴槿恵・大統領と会談し、「朴大統領は歴史認識をしっかりすることが親善の第一歩だという考えを示したので、安倍総理大臣に伝えたい」と上から目線で言い放った。
 これに気分を害した安倍首相は舛添氏が帰国後、報告のために官邸を訪れた時、「不機嫌そうに『ご苦労』とひと声かけただけだった」(側近議員)という。
 そして新国立競技場の建て替え問題では、舛添氏は高額建設費問題を厳しく批判したうえ、安倍首相が計画を白紙撤回すると、「主張の整合性よりも内閣支持率が優先か」とツイートして揶揄して見せたのである。
 政権の大黒柱の菅義偉・官房長官も舛添氏に煮え湯を飲まされている。菅氏はカジノ構想を積極的に推進し、東京都も石原、猪瀬両都知事時代はカジノ受け入れに積極的だった。ところが、舛添氏が都知事になるといきなり「東京にカジノはいらない」と宣言、誘致熱が一気に冷め、国会でもカジノ法案の審議先送りに追い込まれたのだ。
 「菅さんは舛添氏の方針転換をコノヤローと思っている」(側近議員)
 舛添氏は安倍首相と菅氏に好んでケンカを売ってきたようなものだ。首相に対抗して独自の都知事外交に力を入れたことが、現在の高額出張費批判を招いているのだから、そもそも官邸がかばう道理がない。
 ※週刊ポスト2016年5月27日号

 ◎上記事は[zakzak]からの転載・引用です *強調(太字・着色)は来栖
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舛添都知事 ソウル出張で韓国学校増設用地の斡旋決めた…訪韓(2014/7/23~25)費用、総額1007万円 
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疑惑続出、舛添都知事 自宅に事務所費
 TBS News 2016/5/19
 東京都の舛添知事に、また新たな疑惑です。舛添知事の政治団体が、舛添氏の自宅に事務所を置く妻の会社に、3年間で1600万円を支払っていたことが分かりました。
  都内にある舛添知事の自宅。ここには妻が代表を務める「舛添政治経済研究所」の事務所があります。
 この舛添政治経済研究所に対し、同じく所在地が舛添知事の自宅になっていた2つの政治団体から、平成24年1月以降、家賃などの名目で毎月およそ44万円が支払われていたことが分かりました。おととし4月からは現在の政治団体「泰山会」が引き継ぐ形で同額が支払われています。
 舛添知事の政治資金が、妻が代表を務めるファミリー企業へ流れる形になっていて、その額は少なくとも1600万円に上っています。(19日01:06)

 ◎上記事は[TBS News]からの転載・引用です
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