【千葉】船橋の少女強殺「犯行計画知っていた」 被告少女の公判 中野被告が証言
2017年1月17日
船橋市の少女=当時(18)=を車に乗せて財布を奪い、生き埋めにして殺害したとして、強盗殺人と逮捕監禁罪に問われた無職少女(19)の裁判員裁判が十六日、千葉地裁であった。少女を生き埋めにした実行役とされる中野翔太被告(21)=一審で無期懲役判決、控訴=が検察側証人として出廷し、犯行計画について「被告の少女は知っていると思った」と証言した。
十三日の初公判で被告の少女は「殺意はなかった」として起訴内容の一部を否認している。
検察側による証人尋問で中野被告は、事件前、被害者を縛る結束バンドなどが入った袋を「少女に見せた」と証言。主犯格の井出裕輝被告(22)=強盗殺人などの罪で起訴=が、中野被告と被告少女の前で「もう(埋める)穴は掘ってあると言った」と述べた。少女に対する気持ちを聞かれると、「否認しないで全て罪を認めてほしい」と話した。
弁護側の質問では、中野被告は、犯行計画は井出被告が全て決めたとし「少女は、井出被告から指示をあおぐような感じだった」と述べた。少女は事件前、犯行に積極的に加わる様子だったか問われ「半々じゃないか」と答えた。 (中山岳)
◎上記事は[東京新聞]からの転載・引用です
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元同級生少女に無期求刑 千葉の女性生き埋め殺人
日本経済新聞 2017/1/25 13:31
千葉県で2015年4月、同県船橋市の女性=当時(18)=を生き埋めにしたなどとして、強盗殺人や逮捕監禁の罪に問われた元同級生の少女(19)の裁判員裁判の論告求刑公判が25日、千葉地裁(松本圭史裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑した。
検察側は「中心的な役割で犯行に積極的に関わった。他の被告を止めることもなく指示に従い、埋められた女性を助けようともしなかった」と指摘。知人に「今から人を殺す」と電話したことなどを挙げ、殺意や計画性があったとした。
少女は被告人質問で「(他の被告が)事前に穴を掘っていたと知らなかった。女性が埋められたと確信したのは逮捕後だった」と話し、殺意や計画性を否定。弁護側は、強盗殺人罪は成立しないと主張していた。
起訴状によると、少女は15年4月19日深夜、井出裕輝被告(22)=強盗殺人罪などで起訴=や、中野翔太被告(21)=無期懲役の一審判決控訴=らと共謀し、女性を乗用車に乗せて連れ去り、手足を縛って財布などを強奪。翌20日未明、同県芝山町の畑で事前に掘っていた穴に女性を埋めて窒息死させたとしている。〔共同〕
◎上記事は[日本経済新聞]からの転載・引用です
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◇ 【千葉船橋少女生き埋め殺害】無職少女(19) 初公判 殺意を否認 千葉地裁 2017/1/13
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◇ 「千葉 野口愛永さん 生き埋め殺害」中野翔太被告 控訴 2016/12/1付け 無期懲役不服
◇ 千葉 野口愛永さん監禁事件 根性焼き 生き埋めか 中野翔太容疑者「少女Aに依頼され、暴行して埋めた」2015/4/27
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◇ 千葉18歳少女殺人、動機は金銭トラブルか 周囲に借金、ホスト遊びにのめり込む? 遺体は深さ1.5㍍の地中
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