日産やスズキ、中印の販売上向く 小型車減税が追い風

2009-03-25 | 国際
 中国とインドで、日産自動車やスズキなど自動車各社の生産・販売が上向いてきた。日産の中国乗用車合弁の2月の販売が前年同月に比べ51%増。スズキはインドの新車販売が2月まで2カ月連続で過去最多を更新した。現地政府が打ち出した減税策など需要喚起策が効いた。日産の2月の中国生産が47.9%増となるなど、販売増に伴い、各社は現地生産量も増やしている。日本や米国など先進国での販売減少分を新興国で補う構図が強まってきた。
 中国では1月下旬から排気量1600cc以下の小型車の取得税が5%に半減。日産の乗用車合弁、東風日産乗用車は減税対象の小型車「ティーダ」などが好調だった。小型車が得意なスズキの2月の中国販売も19%増の1万8000台と6カ月ぶりに前年実績を上回った。 (日経09:01)

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