エレミア23-5 見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起す日がくる 〈来栖の独白2018.12.18〉

2018-12-18 | 日録

2018.12.11 第一朗読
イザヤ 40章
1  あなたがたの神は言われる、「慰めよ、わが民を慰めよ、
2 ねんごろにエルサレムに語り、これに呼ばわれ、その服役の期は終り、そのとがはすでにゆるされ、そのもろもろの罪のために二倍の刑罰を/主の手から受けた」。
3 呼ばわる者の声がする、「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。
4 もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高底のある地は平らになり、険しい所は平地となる。
5 こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。これは主の口が語られたのである」。
6 声が聞える、「呼ばわれ」。わたしは言った、「なんと呼ばわりましょうか」。「人はみな草だ。その麗しさは、すべて野の花のようだ。
7 主の息がその上に吹けば、草は枯れ、花はしぼむ。たしかに人は草だ。
8 草は枯れ、花はしぼむ。しかし、われわれの神の言葉は/とこしえに変ることはない」。
9 よきおとずれをシオンに伝える者よ、高い山にのぼれ。よきおとずれをエルサレムに伝える者よ、強く声をあげよ、声をあげて恐れるな。ユダのもろもろの町に言え、「あなたがたの神を見よ」と。
10 見よ、主なる神は大能をもってこられ、その腕は世を治める。見よ、その報いは主と共にあり、そのはたらきの報いは、そのみ前にある。
11 主は牧者のようにその群れを養い、そのかいなに小羊をいだき、そのふところに入れて携えゆき、乳を飲ませているものをやさしく導かれる。

2018.12.18 第一朗読
エレミア 23章
5 主は仰せられる、見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起す日がくる。彼は王となって世を治め、栄えて、公平と正義を世に行う。
6 その日ユダは救を得、イスラエルは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。
7 主は言われる、それゆえ見よ、人々は『イスラエルの民をエジプトの地から導き出された主は生きておられる』とまた言わないで、
8 『イスラエルの家の子孫を北の地と、そのすべて追いやられた地から導き出された神は生きておられる』という日がくる。その時、彼らは自分の地に住んでいる」。
――――――――――――――――――――――――
〈来栖の独白 2018.12.18 Tue〉
 本年も恵み多い日々を重ね、残り十日ほどになった。平穏な日々に感謝。
 朝は6時から「古楽の楽しみ」を聴き、日曜朝は8時から皆川達夫先生の「音楽の泉」を聴く。
 司祭不足で私の属する小教区の早ミサがなくなって久しく、私のオルガン奉仕も途絶えて10年にもなるが、今ではこうしてゆっくり朝を過ごせることがありがたい。
 今日もピアノで『毎日のミサ』の曲を弾きながら、なんと恵まれた人生だったことだろうと改めて感謝した。主は、こんなつまらぬ者を永くオルガン弾きとして用いてくださり、そのことは私を支えてくれた。
 今は待降節なので「聖書朗読」の多くは、主イエスの御降誕に纏わる(準備する)箇所が挙げられている。
 それも楽しいし、しかしなんと云っても私はパンチの利いた旧約聖書が好きだ。

 人はみな草だ。その麗しさは、すべて野の花のようだ。
 主の息がその上に吹けば、草は枯れ、花はしぼむ。たしかに人は草だ。
 草は枯れ、花はしぼむ。しかし、われわれの神の言葉は とこしえに変ることはない」。
 よきおとずれをシオンに伝える者よ、高い山にのぼれ。よきおとずれをエルサレムに伝える者よ、強く声をあげよ、声をあげて恐れるな。ユダのもろもろの町に言え、「あなたがたの神を見よ」と。
 
 ピアノで典礼聖歌・カトリック聖歌を弾き歌い、その日その日の聖書の朗読箇所を読む。こんな日常が、私は嬉しい。このような明け暮れを、神さま、ありがとう。家族にも、亡くなった母にも、感謝。あ、ごめん、猫ちゃんたち。可愛いあなたたちに毎日会えること、これも感謝~!


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
待降節 (あやか)
2018-12-19 07:29:57
もうすぐ聖誕節(クリスマス)ですね。
さまざまな御経験が、おありになっても、今、こうして安らかに、お幸せに暮らしていらっしゃることを、お慶び申し上げます。
旧約聖書の数々の聖句は華麗で厳粛ですね。
私は、キリスト教信徒ではありませんが、聖書は持っています。(口語訳(共同訳)と文語訳と両方持っています。)
嬉しい時も、悲しい時も、心の琴線にふれる言葉に満ちています。

あっ、今、猫ちゃんが私の膝にぴょこんと乗っています。
猫ちゃんに御飯をあげなくてはならないので、これで失礼します。
返信する
あやか様 コメント、ありがとうございます。 (ゆうこ)
2018-12-19 09:06:53
 福永武彦さんの「草の花」を想起したことです。青春時代、いや、この年になっても折にふれ胸に蘇る作品です。私の書棚のどこかにある筈なんだけど、雑然としすぎて、見当たりません。「藤木、君は僕を愛してくれなかった。君の妹は僕は愛してくれなかった。僕は一人きりで死ぬだろう」と書いた汐見茂思。
>あっ、今、猫ちゃんが私の膝にぴょこんと乗っています。猫ちゃんに御飯をあげなくてはならないので、これで失礼します。
 ああ、羨ましい!!! 我が家の猫ちゃんがいなくなって一年余が経過しました。まだ、踏ん切りがつきません。
返信する
信徒の霊性 (石脇ヨセフ)
2018-12-19 10:53:18
ご無沙汰しております。素晴らしい信徒の霊性を歩んでおられるのですね。
返信する
ヨセフ石脇神父様 ありがとうございます。 (ゆうこ)
2018-12-24 01:14:26
神父様

 実家の方へ行っておりまして、コメントの表示、遅くなりまして申し訳ございません。
 過分のお言葉、恥ずかしいばかりです。

 神父様の『聖母田社のブログ』、RSS更新情報から訪問し、拝読させて戴いています。教えられることばかり。ありがとうございます。楽しいです。今後とも、どうぞお身体おだいじに、お願いします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。