やまゆり園、新施設で開所式 「事件二度と起こさせない」
中日新聞 2021年7月4日
2016年7月に入所者ら45人が殺傷された知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)で、事件現場となった施設の建て替え工事が完了し、4日に開所式が行われた。入所予定者ら約40人が出席。新生活を心待ちにするとともに、防犯対策を強化することで「事件を二度と起こさせない」と誓った。入居は8月1日から。
新施設では、入所者がグループホームなどで地域に根ざした生活が送れるように支援する。自立生活の練習用の居室を用意。職員らがサポートし、住む場所などを自ら選んでもらう「意思決定支援」も行う。
防犯ガラスや防犯カメラを導入。定員66人で、約50人が入居予定。
◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
「優生思想」は、ひとり植松被告だけの問題ではない。私たち一人一人の裡にある。「出生前診断」もそうだろう。
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