ワタミ、介護事業で東海進出 10月、名古屋に老人ホーム開設

2011-07-26 | 社会

ワタミ、介護事業で東海進出 10月、名古屋に老人ホーム開設
中日新聞2011年7月26日朝刊
 居酒屋チェーン大手のワタミ(東京)が、介護事業で東海地区に進出することが分かった。グループの子会社「ワタミの介護」(同)が10月、名古屋市熱田区で介護付き有料老人ホームを開設する。
 ワタミはこれまで、関東を中心に介護事業を展開してきたが、全国的に施設の供給が追いついていない事情があり、東海地区でも名古屋市内を中心に有料老人ホームの開設を進める。
 東海地区の第1弾として熱田区に開設する施設は「レストヴィラ熱田」。地上3階建て、延べ床面積約2800平方メートル。74の個室を設ける。
 ワタミグループが展開する農場「ワタミファーム」で採れる有機野菜を食事に取り入れたり、おむつや車いすをできるだけ使わないで介護するなど、独自の方針で介護に取り組む。入居一時金は380万円、月額利用料が19万3250円。
 ワタミグループは介護事業の規模拡大を進めており、2011年3月期決算では、介護事業の営業利益が約37億円と全体の約5割を占める。
 さらに12年3月期は約6割に達すると見込んでおり、有料老人ホームは現在、首都圏と大阪府、兵庫県、広島県に計68棟を展開するが、13年3月期に100棟に増やす方針を掲げている。 *強調(太字)は来栖


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。