鳩山由紀夫首相は3日午前、自身の資金管理団体が政治資金収支報告書に死亡した人らの名前を個人献金者として記載していた問題で、東京地検特捜部が参考人聴取を始めたことに関し、都内の私邸前で記者団から「個人献金問題で改めて国民に説明する考えは(あるか)」との質問を受け、「真実が明らかになってくればいいですよ」と答えた。
これに先立ち、首相はコペンハーゲンからの帰国後、首相官邸で平野博文官房長官と協議。この後、記者団から献金問題について質問を受けた際は、何も答えなかった。
一方、自民党の谷垣禎一総裁は3日午前、首相の個人献金問題について「日本のトップに立ったんだから、疑念があることについては説明責任を果たすべきだ」と述べた。その上で、「国会の場で説明を求めるのは当然だ」と語り、秋の臨時国会で追及する考えを示した。都内で記者団の質問に答えた。(時事通信2009/10/03-13:05)
--------------------------------------------
「捜査見守りたい」 参考人聴取で社民・福島氏
産経ニュース2009.10.3 18:00
福島瑞穂消費者行政担当相は3日午後、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記載問題で東京地検特捜部が参考人聴取を開始したことについて「捜査を見守っていきたい」と述べた。都内で記者団に答えた。
参考人聴取などの捜査が鳩山政権に与える影響については「今の段階では分からない」と述べるにとどめた。
.............................................
「首相本人の容疑ではない」 献金問題捜査に亀井氏
産経ニュース2009.10.3 11:19
亀井静香金融・郵政改革担当相は3日午前、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記載に関する東京地検特捜部の参考人聴取開始について「鳩山首相も今まで説明しているし、首相本人の容疑ではない」との認識を示した。都内で記者団に語った。
同時に「疑いがあれば粛々と捜査するのは当たり前で、検察が捜査するのは衆院選前から予想していた」と述べた。