米ユタ州、死刑囚に銃殺刑執行へ

2010-04-24 | 死刑/重刑(国際)
米ユタ州、死刑囚に銃殺刑執行へ 96年以来
 【ロサンゼルス共同】米西部ユタ州の裁判所は23日、米国の死刑執行で一般的な薬物注射ではなく、銃殺を希望するとしたロニー・ガードナー死刑囚(49)の申し立てを認めた。銃殺刑が執行されれば1996年以来となるが、弁護人は執行停止の手続きを取るとしている。AP通信が報じた。
 ユタ州は米国で唯一、死刑の方法として銃殺を維持。銃殺か薬物注射かを死刑囚が選択できるとした法律の規定を2004年に廃止したが、それ以前に刑が下された死刑囚は選択の権利を持つ。
 ガードナー死刑囚は85年、ユタ州ソルトレークシティーの裁判所で弁護士を銃で射殺したとして死刑判決を言い渡された。米国で死刑制度が復活した76年以降、ユタ州で銃殺刑が執行されたのは2人で、うち1人は作家村上春樹さんの翻訳書「心臓を貫かれて」の主人公として知られる。2010/04/24 12:26   【共同通信】

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