地検、定例会見を開放

2010-06-11 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

地検、定例会見を開放 フリーや雑誌記者に
中日新聞2010年6月11日 朝刊
 東京地検は10日、東京・霞が関の司法記者クラブに所属していない、雑誌やフリーランスの記者の参加を認めた定例記者会見を初めて開いた。クラブ加盟社以外からは、ジャーナリストの江川紹子さんら事前登録をした15人が参加した。
 大鶴基成次席検事が冒頭、「検察の活動をさまざまな視点から報道してもらえる」と開放の意図を説明した。クラブ以外の参加者からは、録音録画の許可や参加要件の緩和など、会見の開催方法に関する要望や質問が相次いだ。
 東京地検によると、事前登録には、日本雑誌協会や日本インターネット報道協会などに所属する15社35人とフリーランス13人が申請。このうちフリーランスの5人が記者としての活動実績など地検が求めた要件を満たさず、参加を認められなかった。
 記者会見の開放は、最高検が4月に全国の高検、地検に対して通知。中部各県の地検でも順次始まっているが、これまで新規参加の事例はない。
 名古屋地検は10日に初めて定例記者会見を開き、開放した。地検によると、加盟社外から事前登録の申請があったが、地検の基準を満たさず、名古屋司法記者クラブ(加盟14社)所属の記者だけが参加した。
 岐阜地検は17日、津地検は18日に最高検のオープン化通知に基づく初の定例会見を開く予定だが、加盟社外の記者からの申請はいずれもゼロ。6月上旬に1回目の定例会見を開いた長野、富山、金沢、福井の各地検でも記者クラブ外からの申請はなかった。

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